骨のような構造を持つ3Dプリント製インプラント

FossiLabsは3Dプリントされた多孔性医療用PEEKインプラントを発表

米国ペンシルベニア州ウエストチェスターに本社を置く医療系3Dプリンティングベンチャー FossiLabs は、高い耐薬品性および耐久性を有した「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)」材料を使用した多孔質な骨のような構造を持つ3Dプリント構造物の発売を発表した。

FossiLabsが開発した3Dプリント製PEEK多孔質医療用インプラントは、FFF方式3Dプリントプロセス用に開発されたもので、世界で最も高性能なエンジニアリングプラスチックの1つとして知られているドイツの特殊化学品会社 EVONIK(エボニック)社の「Vestakeep PEEK」材料に基づいており、Fossilabs独自のハードウェアおよびソフトウェアを使用した埋め込み型医療用デバイス内で使用するよう設計されている。

FossiLabは、3Dプリント技術、素材および独自のソフトウェアを使用して、既存のクライアントモデル内の硬く制御された骨のようなマクロ多孔性領域を識別し、主に脊椎のスペーサーとケージ用に、任意の骨成長領域を定義しPEEK素材でインプラントをプリントする。


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