ゲームパットで操作する高解像度3Dバイオプリンタ

医療技術系ベンチャーFluicellが「Biopixlar」と呼ばれる高解像度3Dバイオプリンタを発売

スウェーデンのチャルマース工科大学からスピンアウトした医療技術ベンチャー Fluicell は、疾患および再生医療研究や医薬品開発のための新しい組織モデルを構築するよう設計されたオールインワンの3Dバイオプリンタを発表した。

Biopixlar」は、2Dと3Dの両方のプリント機能を要する高解像度の3Dバイオプリンタで、個々の細胞を3D構造に配置し、極めて高い細胞分解能と精度を実現できる全く新しいタイプのバイオプリンタで、1回の実行で複数の異なる細胞タイプをプリントする。

Biopixlarは、専用のソフトウェアプログラムとゲームパッドインターフェイスが用いられてたユニークな機能を有しており、ハンドヘルド制御のプリンターヘッドとサンプルを正確に配置するためのマイクロマニピュレーターアーム、電動ステージが含まれ、ヘッドの位置決め、セルタイプ選択、堆積モード、プリント速度、環境制御など様々なツールを統合。さらに、オンボードのマルチカラー蛍光イメージングセットアップにより、プリントプロセスとプリント後の分析をリアルタイムでモニタリングできる。

ゲームパッドを使用してバイオプリンタを操作するためのより直感的なインターフェイスを提供し、プリンタヘッドの位置決めやセルの配置などをマニュルで制御できる。

 

Biopixlar スペック

  • プリント技術:マイクロ流体流体力学閉じ込め流れ技術
  • プリントタイプ:2Dおよび3Dプリント
  • プリントモード:ゲルマトリックスを必要としない細胞懸濁液の直接プリント
  • プリント面:培地または緩衝液を含む細胞皿
  • 堆積モード:個人から数千個の細胞
  • マイクロ流体プリンターヘッド:医療グレードのエラストマーから作られた交換可能な使い捨て消耗品。それぞれに最大3つのセルウェルを保持する能力あり。
  • カメラ:3Mpx 高感度1920 x 1080
  • スライドホルダー
    35 mm ø セルディッシュ
    50 mm ø セルディッシュ
    マイクロタイタープレート用(6 wells)
  • ムーブメント精度:2 micrometers
  • ソフトウェア:Java クロスプラットフォーム互換
  • 制御インターフェース:ゲームパッド

プリンタの価格については公表されていないが、同社現在さまざまな神経細胞タイプをプリントするためのプロトコルを開発している。


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