Formlabs、1億5千万ドルのシリーズEを完了し評価額20億ドルに到達

Formlabs、ソフトバンク主導のシリーズEで1億5千万ドルを調達。同社評価額が20億ドルに達した

米国マサチューセッツ州を拠点とする3Dプリンタメーカー Formlabs は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SoftBank Vision Fund 2)が主導するシリーズEラウンドで、1億5,000万ドル(約165億円)を調達。この調達により同社の評価額は20億ドルに倍増した。
Formlabsは今回調達した資金を活用し、大量生産やカスタマイズを可能にする3Dプリンティング技術のポートフォリオの継続的な拡大と、世界7カ所に設置されるオフィスの拡大に充てることを予定している。

同社初となるSLS方式3Dプリンタ「Fuse 1」

2011年に設立されたFormlabsは、この10年間でデスクトップ型光造形(SLA)システム「Form」シリーズにより、同分野のリーディングカンパニーとしての地位を確立。また2021年には、同社初となるSLS(Selective Laser Sintering)方式3Dプリンタ「Fuse 1」を正式にリリースした。
関連記事:FormlabsのSLS 3Dプリンタ「Fuse1」が遂にデビュー
Formlabsの多様なプリントシステムと材料は、ヘルスケア、歯科、製造、エンジニアリング、教育、ジュエリー、オーディオ、エンターテイメントなどの各業界ユーザーにおけるイノベーションスを加速させ、コストを削減にも貢献している。またCOVID-19パンデミック時には、数千万個の鼻咽頭スワブを含む、8500万個以上の部品をプリントし医療機関に提供された。

今回の投資の一環として、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのシニア・マネージング・パートナーであるDeep Nishar氏が同社取締役会に参加。また、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのインベストメント・パートナーであるKirthiga Reddy氏が、取締役会オブザーバーとして参加する。

超大型SLA方式3Dプリンタ「Form 3L」

FormlabsのCEO兼共同設立者であるMax Lobovsky氏は次のように述べている「3Dプリンティング業界の市場規模は、2026年には517億7000万ドル(約5兆6947億円)に達すると予想されており、Formlabsは同業界のルネッサンス時代におけるリーダーとして成長し続けています。現在ほとんどの3Dプリンティング技術は、まだ高価で使いにくく、広く普及するには至っていません。今回の投資により当社は、現状のSLAおよびSLS技術のポートフォリオを拡大し、製品開発を加速させ、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)業界の期待に応え続けていきます。」

新たに取締役に就いたソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのDeep Nishar氏は次のように述べている「AM業界は現在、空前の成長を遂げようとしており、製品の製造方法を大きく変えようとしていると考えています。Formlabsは、高性能な3Dプリンタ、材料、ソフトウェアを通じて、3Dプリンティング技術の開発を推し進め、大量生産とマスカスタマイゼーションの時代を実現しています。私たちはFormlabsチームのパートナーとして、彼らの野望をサポートできることを嬉しく思います。」


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