FormlabsがSennheiserと提携

FormlabsとSennheiserが提携、3Dプリントされたカスタムフィットイヤーチップを開発

プロ向けヘッドフォン及びマイクロフォンなどを扱うドイツの音響機器メーカー Sennheiser(以下 ゼンハイザー)のAMBEO事業部は、顧客が自分の耳にフィットしたカスタムイヤホンを、手頃な価格で簡単に製造する方法を開発するため、3Dプリンタメーカー Formlabs と提携した。

両社により開発中の3Dプリント製カスタムフィットイヤホンは、複数の Formlabs Form 3Bプリンタと一連のプロセスを自動化した統合されたデジタルワークフローを用いて、手ごろな価格でユーザーの耳に最適化されたカスタムフィットイヤホンを大量に3Dプリントすることを目的としている。

利用者は、所有するスマートフォンと専用アプリ「Hearables3D」を利用して自身の耳をスキャン。スキャン結果は1分以内にクラウドベースの機械学習システムへ転送され、人工知能を用いてスマートフォンでキャプチャされていない耳の部位を再構築してスキャン品質を向上。人工知能は数秒以内でスキャンされた耳の形状を特定のイヤホンデザインに変換し、Formlabs Form 3Bで3Dプリントできるデータを生成する。

変換されたイヤホンデザインデータは、直接 Formlabs の専用ソフトウェア「PreForm」に送られ、Form 3Bプリンタ用の3Dプリントファイルを準備。Form 3Bの「LFS(Low Force Stereolithography)」技術により3Dプリントされ、滑らかで高精度なカスタムフィットイヤホン部品を大量生産。従来の手作業を中心とした製造方法から工数を大幅に削減することで、低価格化を実現する。

Formlabsのオーディオ部門ディレクターIain McLeod氏は次のように述べている「ゼンハイザーとの技術提携は、製品開発においてよりユーザーを中心としたアプローチを可能にすることであり、顧客が愛するブランドとの付き合い方を変えようとしています。Formlabsの業界知識と、スケーラブルなソリューション開発における幅広い専門知識により、私たちはお客様に具体的なイノベーションを提供することができます。今回のケースでは、ゼンハイザーのAMBEOチームと協力して、他に類を見ないアクセス性の高いカスタムフィット体験を提供しています。」


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