Shining 3D、小型金属3Dプリンタをリリース

Shining 3Dがコンパクトな新型金属3Dプリンタ「EP-M150」を発売

杭州に本社を置く3Dプリンタ及び3Dスキャナメーカー Shining 3D は、現在開催中のRAPID + TCTで、コンパクトなSLM方式金属3Dプリンタ『EP-M150』を発表した。

1750×780×1900mmとコンパクトな筐体の「EP-M150」は、医療、歯科、宝石産業に適した金属AM製造システムで、僅か1kgの粉体から500個の歯科用クラウン(歯冠)を製造することができる。Shining 3Dは、EP-M150のチャンバー構造を最適化した高品質のシーリング特性を備え、ガス消費量を最小限に抑えることが可能で、改良された材料供給システムを利用し、高い材料消費率で効率を高めることができる。

またEP-M150には、材料の初期装填から部品の3Dプリントに至るまで、3Dプリンタプロセスをより簡単に使用できるよう設計されたShining 3D独自の新しいプリントオペレーティングソフトウェアを装備。3Dプリンタの「ワンキープリント」機能を使用し、ワンボタンクリックで3Dプリントプロセスを実行することができる。

EP-M150 技術仕様

  • モデル名:EP-M150
  • 技術:SLM 3Dプリント
  • レーザー:200W
  • スポットサイズ:40〜60μm
  • スキャン速度:8m/s
  • ビルド容積:Ф150×80mm、Ф150×120mm
  • レイヤー厚:0.02mm~0.1mm
  • 対応素材:ステンレス鋼、マルエージング鋼、ニッケル基合金、チタン合金、コバルトクロム合金、アルミニウム合金、銅合金
  • ガス供給:アルゴン/ N2保護
  • 平均ガス消費量:1L/min
  • 電源:220V; 12A; 50/60Hz; 3KW
  • 入力データ:STLまたは他の変換可能ファイル
  • 本体重量:800kg
  • 本体寸法:1750(L)×780(W)×1900(H)mm

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