3Dプリントから生まれる新しい庭づくり

竹芝の水辺空間に大型3Dプリンタによる不思議なオブジェを配置した「みらい作庭記 -2021 Winter-」

東京都港区にある水辺の複合施設ウォーターズ竹芝では、「TOKYO 2020 オリンピック・パラリンピック大会」で使用された表彰台の設計統括を担当した、慶應義塾大学・田中浩也教授率いる慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下 SFC)田中浩也研究室と連携して、研究室の学生たちとともに、東京の水辺空間に「新しい庭」を創る取組みを開始。今回その第1弾として、子ども向けに制作された不思議なオブジェ(遊具)を設置する。

江戸時代を起源とする浜離宮恩賜庭園を臨むウォーターズ竹芝では、日本最古の庭園書である「作庭記」を手本に、最新のデザインスキームと3Dプリンティング技術により生み出された作品で実際に遊ぶことができるほか、3Dモデリングされたバーチャル空間も用意。現地に来られない方でも、ブロックを用いた庭づくりをバーチャル空間内で楽しむことができる。

展示概要

  • タイトル:みらい作庭記 -2021 Winter-
  • 開催期間:2021年12月8日(水) 〜 2021年12月14日(火)
  • 開催時間:10:00〜16:00
    ※12月8日(水)・11日(土)・12日(日)・14日(火)の4日間は、18:00頃までライトアップを予定
  • 会場:ウォーターズ竹芝プラザ(芝生広場)および 3Dバーチャル空間
  • 料金:入場無料
  • URL:https://waters-takeshiba.jp/news/event/20211201140000/
  • ハッシュタグ:#みらい作庭記

竹芝タウンデザイン(JR東日本)と田中浩也研究室では、東京都心に位置する「水辺の複合施設」というウォーターズ竹芝の特性を最大限に活かして、バイオマスプラスチックや生分解性プラスチック等を活用し、脱炭素社会、資源循環社会に貢献していくものづくりを今後も連携して推進していくとともに、SDGsの推進や啓発にも寄与するとしている。


3Dプリント製家具「遊具と街具のあいだ」


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