Thermwood、15メートル超の単胴船の金型を3Dプリント

Thermwood、51フィート長のヨットのモノハルモールドを3Dプリント

米国インディアナ州に本拠を置く超大型 Additive Manufacturing(以下 AM)製造システムメーカー Thermwood は、同社の大規模AM製造システム(Large Scale Additive Manufacturing 以下 LSAM)を使用して、単胴船(モノハル)用の大規模な金型をプリントした。

Thermwood は、船体製造におけるAM技術の可能性を示すため、材料メーカー Techmer PM社の炭素繊維強化ABS材料とLSAMシステムを使用して、長さ51フィート(15.5メートル)の船体用金型のデモモデルを製造。他の強化熱可塑性プラスチックに比べ、物理的特性とコストパフォーマンスに優れた Techmer PM のABS素材を使用して造られる金型は、4つのセクションに分割して造形されており、船体の完全な雌型を形成するためボルトで固定される。

今回発表されたデモ用金型部品は、Thermwood の中で最も小型で安価なシステム「LSAM MT Thermwood(10ft x 10ft)」で作製されたもので、65.5時間を要して出来上がった4つのセクションの総重量は1,819kgとなっている。

Thermwood はこれまでに、フルサイズのプレジャーボート用金型を3Dプリントするなど、複数タイプの小型ボート用金型を製作しており、ボート生産におけるアディティブ・マニュファクチャリングの可能性を示してきたが、今回発表された51フィートクラスのヨットでは、従来とは異なるアプローチが必要になるとして、大型造形時における熱硬化過程に発生する発熱反応や、モールドゲルコートを含むいくつかの保護コーティング方法など、様々な検証が行われている。


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