2020-12-11
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大陽日酸、AM技術に関するソリューションを提案する「AM アドバンスドルーム」を開設

産業ガスのプロフェッショナル大陽日酸は、アディティブ・マニュファクチャリング（以下 AM）に係わるイノベーションやトータルソリューションを提案する開発拠点として、山梨県北杜市に「AM アドバンスドルーム（AM Advanced Room）」を新設した。

AM技術は、第4次産業革命の中核分野のひとつとされ、サプライチェーンに革新をもたらすことで、持続可能な社会への寄与が期待されていることから、グローバル規模で注目を集めている。同社は、日本酸素ホールディングスの現中期経営計画「Ortus Stage 2」のイノベーション戦略に基づき、金属AMを重点領域と位置付けて、積極的に事業の構築を進めるため、AM関連技術の開発における中核拠点として「AM アドバンスドルーム」を同社山梨研究所内に開設した。

AMの活用を目指す顧客が直面する課題に対し、次世代のAM造形技術として注目を集める Velo3D の「Sapphire Metal AM Solution」を中心に、Optomec のメタル3Dプリンタ「LENS Systems」、同社独自技術を活用した「3DPro」商材などにより解決策を見出し、ここからグローバル市場に対して提案。また、今後「AM アドバンスドルーム」を通じて、さらに革新的な造形技術開発にも積極的に取り組むとしている。