ロールスロイス新型車に複数の3Dプリント部品を採用

ロールス・ロイス、新型車両に複数の3Dプリント部品を活用し足元スペースを拡大

英国の自動車メーカー ロールス・ロイス(Rolls-Royce)は、新型車両「Rolls Royce Ghost(ゴースト)」のロングホイールベースモデル「Rolls Royce Ghost Extended(ゴースト・エクステンデッド)」に複数の3Dプリント部品を採用した。

ロールス・ロイスは、ゴースト・エクステンデッドのラグジュアリーなスタイルと快適性を損なうことなく、後部座席の足元スペースを拡大できるよう、高度なジェネレーティブデザインと3Dプリント技術を活用した独自の部品を開発。

最高出力571馬力、最大トルク850Nmを発揮する6.75リッター V型12気筒ツインターボエンジンを搭載するゴースト・エクステンデッドは、4シーターセダンの中で最も広い後部座席の足元空間を実現するため、HP のマルチジェットフュージョンや金属3Dプリント技術によって作られた複数の3Dプリント部品を採用。

伝統的な工芸技術と3Dプリント技術を併用することで、ドライビングダイナミクスに妥協することなく後部空間の快適性を向上させ、美しくミニマルな「脱贅沢」をコンセプトに掲げるデザイン哲学の中に、独自のアイデンティティを提示している。

Rolls Royce Ghost Extended の車体価格は4,200万円からで、2020年の第4四半期から納車を開始する。


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