ロールス・ロイス、大規模な3Dプリント部品を公開

ロールス・ロイス、連続3Dプリントされた大量の自動車部品を公開

BMWグループ傘下である英国の自動車メーカー ロールス・ロイス(Rolls-Royce)は、DfAM(Design for Additive Manufacturing)を最適化し、連続的に3Dプリントされた大規模な自動車用金属部品を公開した。

ロールス・ロイスは、数年前から自社製品に対し、1万点以上の部品を3Dプリント生産していることを明らかにしており、数ヶ月前には、新型車両「Rolls Royce Ghost(ゴースト)」のロングホイールベースモデル「Rolls Royce Ghost Extended(ゴースト・エクステンデッド)」に対し、内部の快適性を犠牲にすることなく、ボディを拡張するため複数の3Dプリント部品を採用していることを発表した。
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3Dプリントされたパーツには、特定のパーツを識別するための英数字に加え「Rolls Royce」のブランド名とQRコードが刻まれている。

今回公開された部品はケーススタディの域を超え、真の生産アプリケーションとして実車両に適用されている。生産台数の限られた超高級車であるロールス・ロイスは、他の量産車の生産数とは比較にならないが、今回公開されたロールス・ロイスの事例は、3Dプリントされた自動車部品の量産化に向けた大きな一歩である。


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