Redefine Meat、3Dプリントされた食肉製品を発売

イスラエルの食品ベンターRedefine Meat、スタイリッシュな3Dプリント代替肉製品を発表

世界初の代替肉3Dプリンタを開発するイスラエルの食品ベンチャー Redefine Meat は、スタイリッシュなパッケージに入った5種類の3Dプリント代替食肉製品を発表。本格的な食品市場への参入を開始する。

2021年2月、Redefine Meatは、香港を拠点とするベンチャーキャピタル HappinessCapital と米国のベンチャーキャピタル HanacoVentures が主導するシリーズAラウンドで2900万ドル(約32億円)の資金を調達。同社はこの資金を活用して3Dプリント代替肉製品を拡充し、「Redefine Burger(バーガー)」「Redefine Kabab(ケバブ)」「Redefine Cigars(葉巻)」「Redefine Sausage(ソーセージ)」「Redefine Ground Beef(牛挽肉)」等の市場投入向け商品を新たにラインアップした。

Redefine Meatは、独自に開発した特許取得済みの工業用3Dプリンタ「3D Alt-Meat」の食品製造技術を活用して、従来の動物肉と見分けがつかないほどの味と口当たりを持つ、高品質で持続可能な植物性食肉製品を提供。

Redefine MeatのCEO兼共同創業者であるEshchar Ben-Shitrit氏は次のように述べている「経験豊富でプロフェッショナルな投資家グループと我々のビジョンを共有し、資金調達を完了できたことに感激しています。我々は、高品質な食肉製品をラインアップし、世界中のステークホルダーとの戦略的パートナーシップの締結。建設中の大規模な生産ライン、そして今年後半に食肉販売会社に導入される予定の世界初の工業用3Dフードプリンタ「3D Alt-Meat」の提供など、2030年までに世界最大の代替肉企業になるための大きな一歩を踏み出しました。」

Redefine Meatは先月、イスラエルの高級食肉販売会社 Best Meister と戦略的契約を発表している。

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