食品に使える3Dプリント用材料「BLUECARE」

FABULOUS、食品にも安心して使える3Dプリント用パウダー材料「BLUECARE」を発売

フランスを拠点とする3Dプリント材料開発企業 FABULOUS は、食品業界のニーズに特化した食品対応の新しいパウダー材料「BLUECARE」を発表した。

ナイロンPA11をベースとした「BLUECARE」は、視認性に優れた青色が特徴で、万が一破片が食品に混入した場合にも発見しやすく、汚染物質を明確に表示する。またこの素材は、EUの「Food Contact Application(食品およびアルコールと接触することを意図したプラスチック材料および物品に関する規制)」など、食品との接触に関する国際的な規制で定められた要件を満たしており(FDA認証は現在進行中)、食品にも安心して使用することが可能で、食品製造システム用の機械部品など、食品やアルコールに接触する用途に適している。

この粉末材料は既にフランスのローヌアルプに拠点を置く3Dプリントのスペシャリストである IDPRINT 3D によって使用されており、30cm幅のモジュール式食品用コンベヤベルトなどの開発に用いられている。IDPRINT 3DのマネージャーであるPanchot氏は次のように述べている「BLUECAREは、食品用コンベヤーの部品を積層造形するための理想的な材料であり、製造する部品の数に対して高価な金型を製造する必要がありません。」
また、オランダの3Dプリンティングサービス OCEANZ はこの材料を使用して、食品用ノズルなどを製造。OCEANZのセールスエンジニアであるFrank Elbersen氏は次のように述べている「このノズルはお菓子に直接触れるものです。菓子類には砂糖が含まれているので、ノズルの摩耗を防ぐ必要があります。また、製造工程後には洗浄剤で簡単に洗うことができるため、この素材を使った3Dプリント部品は食品業界に最適です。」

BLUECAREで作られた部品は、カビや胞子、食べ物や洗剤などのリスクを取り除くため、アルコールなどを用いて簡単に洗浄・消毒することができる。


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