大阪市に新しいものづくりの場「PALETTE」誕生

大阪市淀川区に3Dプリンタも導入した新しいものづくり施設『PALETTE』誕生

平成医療福祉グループは、障害の有無に関わらず、個性が混ざり合い、新たな関係が生まれる場所「PALETTE」を2019年10月1日に開設する。

大阪府大阪市淀川区、阪急線「十三駅」から徒歩13分ほどの場所に誕生する新しい就労継続支援B型事業所「PALETTE(以下 パレット)」は、ここに集う人たちが、自らの可能性を発見し発信でき、他者と交感することで新たな関係が生まれる場所として開設される。
「PALETTE」の名称は、絵の具を混ぜ合わせるパレットのような場所でありたいという想いからと名付けられた。

パレットは「個性をしごとに生かせる環境をつくる」という考えから、 単純作業に従事するのではなく、各々の個性を生かせる「ものづくりの場」を提供。お菓子工房や本格的な窯を設置した陶芸工房、シルクスクリーン機器、3Dプリンタを導入した印刷工房に、多様な表現が生まれるアトリエ。さらには、そこで生まれたものを発信するカフェやギャラリー、ショップなど、さまざまな人の創作意欲を刺激しながら、世の中に発信できる環境を整えた。
平成医療福祉グループは、パレットの開設にあわせ、9月28日(土)に記念式典を開催する。

PALETTEの工房紹介

4F:印刷工房・アトリエ

印刷工房は、シルクスクリーンを中心とした印刷の工房で、Tシャツ、トートバッグなどへのプリントを受注生産。古くからの印刷技術である活版印刷や最新の3Dプリンタなども導入しており、さまざまな印刷物の制作が可能となる。またアトリエのスペースでは、各々が自由に創作活動に取り組むことができ、作品制作だけではなく、作品の一部をデザインとして商品化し、オリジナル商品として販売も可能。


シルクスクリーンによる印刷を中心に行う工房

3F:陶芸工房

陶芸窯や電動ろくろなど充実した専門機器を設置し、本格的な陶芸環境を整備。商品としての器を量産するだけではなく、それぞれの個性や適正に応じた作品や商品を制作できる環境となる。また、工房の一角に紙漉きスペースも設置しており、紙を作ることもできる。


本格的な環境で陶芸に取り組める

2F:お菓子工房

気持ちのよい光が差し込む厨房では、キャンディーやグミなど、気分が明るくなるユニークなお菓子を製造販売。また、オリジナルの飴細工など創作性のあるお菓子を開発していくほか、期間限定のお菓子なども展開する予定。


キャンディーやグミなどのお菓子を作ることができる

1F:カフェ・ギャラリー・ショップ

一般の方も利用できるスペースとしてゆったりと過ごせるカフェでは、こだわりの豆を使って利用者が淹れたコーヒーを提供。ギャラリーでは、パレットで生まれた作品や利用者の作品を常設展示。また、定期的に特別展も開催予定。ショップでは各工房で制作した商品や作品、法人内で作られたさまざまなものを販売。


こだわりの豆を使い淹れたコーヒーを提供

※カフェの営業時間:月〜金曜日 10:00 〜 16:00/定休日:土・日・祝日

 

PALETTE 概要

・サービス種別:就労継続支援 B 型事業
・就労定員:55名
・住所:大阪府大阪市淀川区川北1-7-5
・電話:06-6305-2555
※Webサイト10月1日開設予定
※工房の利用については電話もしくはWebサイトから問い合わせ


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