プリンター感覚のかんたん製版機『MiScreen a4』

プリンター感覚で手軽に使える小型デジタルスクリーン製版機『MiScreen a4』

理想科学工業は、小型デジタルスクリーン製版機『MiScreen a4(マイスクリーン エーフォー)』248,000円(税別)を、2019年9月17日(火)より日本を皮切りに世界各国で発売開始。

『MiScreen a4』は、最大A4サイズのマスターが製版できる卓上サイズの小型デジタルスクリーン製版機で、サーマルヘッドでマスターに穿孔するデジタル製版方式を採用。乳剤版とは違い、薬品や水を使わないRISOドライ感熱製版システムを採用しており、プロ・アマチュアを問わず幅広いクリエイターを想定し、使いやすさに配慮。枠張りしたマスターを本体にセットし、パソコンからデータを送るだけで、簡単にスクリーン印刷用の版を作成できる。また、本体重量が約2.9kgと軽量で、持ち運びも可能。

MiScreen a4 の主な特長

  1. A4サイズの製版が可能
    最大製版サイズ210mm×300mmの製版が可能。
  2. コンパクトな本体サイズ
    本体サイズ395(W)×110(D)×89(H)mm、重さ約2.9kgで置き場所をとらず、持ち運びも可能。さまざまなイベントやワークショップなどで活用可能。
  3. かんたん操作で専門的なスキルは不要
    『MiScreen a4』とパソコンを接続して原稿データを送るだけのダイレクト製版。乳剤塗布や露光、現像などのスキルは不要で、誰でも手軽に作業できる。
  4. 製版がスピーディー
    データ送信後、約35秒で製版完了。すぐに印刷作業にとりかかれるので、作業の効率化を図ることができる。
  5. RISOドライ感熱製版システムのスクリーン製版で環境配慮
    乳剤を使ったスクリーン製版では原稿の露光、現像、水洗いといった工程で薬品や水を使用するが『MiScreen a4』は、サーマルヘッドでマスターに穿孔して原稿イメージを形成するので、薬品や水を必要としないスクリーン製版ができ、洗浄工程がなく排水を生じない。消費樹脂量も少なく、露光や乾燥などの工程も不要なので消費電力も節約できる。

『MiScreen a4』の主な仕様

  • 製版方式:デジタルスクリーン製版方式
  • 解像度:203dpi
  • 製版時間:約35秒
  • フレームサイズ:310mm×430mm
  • 最大製版領域:210mm×300mm
  • インターフェイス:USB2.0(B端子)
  • 電源:DC24V Max 6A(ACアダプタより供給)
    (ACアダプタ仕様 AC100-240V~50/60Hz Max2.5A)
  • 本体サイズ:395(W)×110(D)×89(H)mm
  • 質量:約2.9kg
  • ソフトウェア動作環境:Windows®7,Windows8,Windows8.1,Windows10,macOS Sierra 10.12,macOS High Sierra 10.13,macOS Mojave 10.14

コンパクトな本体サイズと導入しやすいリーズナブルな価格設定の『MiScreen a4』は、クリエイターがあつまるものづくりスペース、多機能型書店、DIYスペース、アート系の教室などに向け、スクリーン印刷市場の裾野を広げる。


関連記事

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る