海洋堂、3Dプリント技術活用の最新作「Android HB 01」発表

海洋堂、3Dプリント技術活用のデジタルガレージキット最新作「Android HB 01」を発表

3Dプリンタ Formlabs 製品サプライヤーである ブルレー(Brule Inc.)は、同社ユーザーでフィギュアを中心とした各種模型製作で業界をリードする株式会社海洋堂(代表取締役:宮脇 修一、本社:大阪府門真市 以下 海洋堂)が、Formlabs の3Dプリンタ「Form 2」「Form 3」を活用して実現したデジタルガレージキットシリーズの最新作「Android HB 01」を、同社のケーススタディとして発表した。

海洋堂のデジタル造形技術とプロダクトデザイナー兼造形作家K氏のコラボレーションによって実現したデジタルガレージキットシリーズの最新作「Android HB 01」は、021年02月07日(午前10:00)より海洋堂直営店限定商品として販売を開始する。

海洋堂が主催する造形作家育成と繁栄を目的とした「ワンダーショウケース」において、第38期プレゼンテーション作品に選ばれ話題になった造形作家K氏の最新作が、海洋堂が手がけるブランド「デジタルガレージキット」の新作として登場。本作は、スカルプトモデリングソフトウェア「ZBrush」でモデリングをおこないKeyshotでレンダリングされた作品で、肉体×メカを3D出力品ならではの表現に拘り造られた新シリーズ「HB(Hollow body)」の第一弾作品となる。

従来の手作りによるものづくりでは困難なことを3Dプリンタ技術によって実現させるには、Form 2やForm 3のように高いクオリティながらコストパフォーマンスに優れた3Dプリンタが必要になり、量産に向けた設備投資では高いROIを発揮することが大切なポイントになる。海洋堂が展開する同プロジェクトは、出力にForm 2およびForm 3を使用することで、滑らかな表面、精緻なディテールを再現しており、これは3Dプリンタによる量産だからこそ可能にした、形状や造形の面白さをダイレクトに現出した作品で、造形作家Kが創り出す世界を堪能できる。

商品概要

商品名:DGK Android HB 01
素材:光造形樹脂
受注期間:2021年2月7日~2021年9月21日
発送時期:5月中旬から順次発送
価格:23,000円(税抜)

海洋堂HP: https://kaiyodo.co.jp/items/digitalgaragekit/kddk154/
海洋堂オンラインストア:https://www.kyd-store.jp/fs/figure/kddk154
※ 2021年2月5日 12:00~ 公開予定

上記商品や Formlabs 3Dプリンタ類は、東京都台東区三ノ輪にあるブルレー(Brule Inc.)のショールームで確認することができる。

HB(Hollow body)シリーズとは

  • デジタル造形、成型の常識を覆すデジタル出力の強みを生かした複雑な構造且つ中が空洞のトルソ像。
  • 人体の美しさとメカ的な要素を合わせた造形。
  • 嵌合を深くすることで、サポート材を取り外すだけで簡易組立が可能。
  • そのままインテリアのように飾れるデザイン性。

デジタルガレージキットとは

インディーズシーンから誕生したガレージキットをアップデートさせた海洋堂のデジタルガレージキットは、未着色の3Dプリント作品を、自分ならではの作品に仕上げることができるガレージキットである。

海洋堂内に設置される「Form 2」

2006年設立の Brule Inc.は、3Dプリンタ、3Dプリンティングソリューションを、各種製造業、教育期間、公的機関を含む幅広いセクターに提供。世界有数のトップ3Dプリンティングブランドを抱え、顧客のニーズに合わせ最適且つ専門的な3Dプリンティングソリューション提供している。


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