ヘルメットをフェイスシールドに変換する3Dプリントアダプター

GE AdditiveとTriHealth、3Dプリントされたアダプターで市販のヘルメットをPPEに変換

米国の多国籍企業 GE(General Electric Company)傘下 GE Additive と米国オハイオ州シンシナティに本拠を置く統合医療団体 TriHealth は共同で、標準的な市販のヘルメットを顔全体を覆うフェイスシールドに変換する3Dプリント製アダプターを開発した。

フェイスシールドは、3つの救急病院を備えるTriHealthが、2020年3月にGE Additiveに支援を求めて開発がスタート。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の爆発的な感染拡大に伴い、アイソレーションガウン、N95マスクなどの個人防護具(PPE)が不足。GE Additiveのチームは、シールドを初期段階から開発するのではなく、既存のサプライチェーンを使用して入手可能な部品を活用し構成できるスケーラブルでコスト効率の高いソリューション開発を目指し、この3Dプリント製アダプターを開発した。

市販されているヘルメットに備わるオプション取り付け機能(サイドの凸部)などを利用して、簡単に装着することができるこの3Dプリント製アダプターは、FDM方式3DプリンタとABSフィラメントを使用して容易にプリントできるよう設計されており、標準的なFDM方式3Dプリンタであれば約15分程度で1つのパーツをプリントできるため、複数台のプリンタを利用することで1日当たり数百セットをプリントすることも可能となる。

GE Additiveは、このアダプターの3Dモデルをヘルスケアの専門家等に配布し、必要に応じて増産したいと考えている。


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