キャステム「Ender-3」の組立て&起動解説動画を公開

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生以来、益々深刻化する個人用保護具(PPE)不足問題。パンデミックによるサプライチェーンの崩壊により個人用保護具(PPE)が不足するなか、大手3Dプリンタメーカーから個人メーカーまで、多くの3Dプリンタユーザーが、3Dプリント技術を活用したフェイスシールドやマスクなどを製作し、PPE不足が深刻化する医療機関などへ物資の提供を行っている。

3Dプリンタ3Dプリンタ用材料を販売する弊社にも「医療品不足に貢献するため、3Dプリンタを購入して製作したい」と言った声が届いており、これまで3Dプリンタに全く興味のなかった消費者からの関心も高まっている。

そんな中、広島県福山市にある金属部品メーカー株式会社キャステムが運営するものづくりスペース「キャステム京都LiQビル」は、3Dプリンタの入門機として人気の高い、Creality 3D社の3Dプリンタ『Ender-3(半成品DIY キット)』の組立ておよび使用方法を解説した動画を公開した。

2万円台から購入が可能な『Ender-3』は、低価格ながら実使用に十分な性能を有しており、3Dプリンタ初心者にも人気が高い。ただし、購入後に一部組立て作業が必要であり、また実際に使用するにはスライスソフトウェア(3次元のデータを、3Dプリンタで扱えるデータに変換するソフトウェア)のインストールや、データの受け渡し方法などの工程が必要になる。しかし、安価な中国製3Dプリンタの多くは、初心者には理解が難しいマニュアルしか付属しておらず(付属しないものもあり)、YouTubeなどの動画にアップされている参考動画の多くが海外から投稿されたもので、初心者には敷居の高い工程となっている。

そこでキャステム京都LiQでは『Ender-3』の組立て工程や使用方法について、できるだけ分かりやく解説した動画を自社のYouTubeチャンネルに投稿した。

基本的な組立て工程は、動画に沿って映像を確認しながら進められるので、多少のDIY経験があれば問題なく実施できるようになっている。

また、システムの起動~使用方法については、スライスソフトウェアのインストール段階から3Dプリントの実行まで、その一連の流れを丁寧に説明しているため、3Dプリンタ初心者でも非常に理解し易い内容となっている。

新型コロナウィルス患者を受け入れている医療現場では、既に医療崩壊が始まっており、マスク、フェイスシールド、防護具などのPPE不足は緊急を要する事態となっている。

本サイトを運営するアイディーアーツ株式会社では、大阪大学大学院医学系研究科の中島清一特任教授らによる「フェイスシールドプロジェクト」に賛同/協力しています。また本プロジェクトでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応として、3Dプリンタで出力可能なフェイスシールドのデータを配布しています。
http://www.project-engine.org/


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