JMC、3Dプリント技術でレストア用パーツを製造販売

JMC、高い鋳造及びCT技術を生かしクラシックカーやバイクのレストア用パーツを製造販売する新プロジェクトをスタート

3Dプリンター出力事業、鋳造事業、CT事業を展開する JMC は、高度な鋳造技術や3Dプリント技術などの最新技術を用いて、クラシックカーやバイクのレストア用パーツの製造販売を行う新プロジェクト「JMC BASE」を2020年12月よりスタートした。

「JMC BASE」は 、第一弾として「Porsche911 Type964」レストア用空冷ファンをリリースし、全国のメンテナンスガレージ向けに販売。
「Porsche911 Type964」の空冷ファンは、経年劣化により交換が必要となることが多く、整備を行うメンテナンスガレージでも需要の多いパーツとなっている。同社の空冷ファンはレストア用パーツとして利用することが可能で、国産ならではの納期の短さや品質の高さを特徴としている。また、既存部品の良さを生かしながら、マグネシウム合金を使用した軽量化や産業用CTによる品質管理などを行い、純正に勝る精度や強度という付加価値の向上を実現している。

また同社は、自動車部品や防衛関連部品の製造に携わっており、その製造技術は業界でも高い評価を得ている。今回、長年のサービス提供で培った優れた鋳造技術やCTでの検査技術を活用し、 既に生産終了になったクラシックカーやバイクのレストア用パーツを製造販売することで、多くのユーザーにとってに大切な自動車やバイクを長く楽しんでもらうことを目的としている。

本プロジェクトは、順次対象のパーツ・車種を追加予定で、同社の技術を生かしながらレストア用パーツを製造するポイントや工程をYouTubeチャンネル「JMC BASE」 で紹介する予定としている。


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