- 2020-3-5
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Carbon, Carbon3D, CLIP, SLA, Sports, スポーツ, テクノロジー, 仕上げ加工, 光造形, 表面仕上げ
米国釣具ベンチャー、Carbonの3Dプリント技術で量産された釣具「FinMan」をリリース
2019年に設立された米国のスタートアップ FinMan Fishing Innovations は、複数の機能を統合した3Dプリント製釣具「FinMan」をリリース。
2017年、スポーツフィッシングボートのチャーターサービスを開始した創設者のGage Cutler氏は、ナイフ(SLICE)、ニッパー(SNIP)、フック(STOW)などの機能を統合した、スイス・アーミーナイフのような多機能釣具「FinMan」を開発。
Oリングを用いて簡単にタックルへ取り付け可能な「FinMan」は、当初一般的な射出成形技術を使用して製造を予定していたが、製造メーカーから成形のために部品の再設計と簡素化を要求された。デザインと機能に妥協することできなかったGage氏は、3Dプリンタメーカー Carbon のプロダクションネットワーク認定メンバーである Gallagher Corporation に依頼し、CarbonのDLS(Digital Light Synthesis)テクノロジーを使用して造られた多機能釣具を開発、市場投入した。
このプロセスでは、試作段階からCarbonの3Dプリント技術が使用され、数回のプロトタイプを経て最終的なデザインが決定。量産品となる「FinMan」は、Carbonの硬質ポリウレタン樹脂材料「RPU 70」から造られ、厳しい環境下でも繰り返しの使用に耐える強度と柔軟性を備えている。
関連記事
- Carbonが新型3Dプリンタの受注開始と新CEOを発表
- プロボーダーに使用に耐える3Dプリントスケートボード
- 3Dプリント製水中スクーター
- adidasが新型3Dプリントスニーカーを発売
- 人間サイズの部品を僅か数時間で3Dプリントする新技術「HARP」
- Carbonが高性能な産業用3Dプリント樹脂をリリース
- 米国大手自転車メーカーが3Dプリント製サドルを開発
- 95ドルの3Dプリント製スニーカー
- 中国ブランドが3Dプリントスニーカーを発売、数秒で完売
- adidasが3Dプリント製スニーカーの最新版をリリース
- 3Dプリントシューズの売上げが年間65億ドルに成長
- ナイキは3Dプリントシューズで世界記録を目指す
- adidasは山本耀司とコラボした最新3Dプリントスニーカーを発表
- Carbonが量産用大型3Dプリンタ及びRiddellとの提携を発表
- ナイキは3Dプリントシューズで世界記録を目指す
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp