2019-6-30
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Fromlabsの革新的な3Dプリント技術を用いて量産されたNew Balanceの3Dプリントスニーカー

ボストンに拠点を置くグローバルアスレチックリーダー「New Balance（ニューバランス）」は、⽶国マサチューセッツ州に本社を置く3Dプリンタメーカー Formlabs と協力し、3Dプリンティング技術で作成された新しいテクノロジープラットフォーム『TripleCell（トリプルセル）』を発表。
New Balanceは、TripleCell 搭載フットウェア第⼀弾として、3Dプリント製ミッドソール搭載のスニーカー「990 Sports」の発売を開始した。

2017年、New BalanceとFormlabsは、アスリート向けフットウェアのための⾼性能素材、ハードウェアおよび製造プロセスを開発するための独占的関係を発表。この関係を通して、弾⼒性のある格⼦構造をもつ「Rebound Resin（以下リバウンドレジン）」と呼ばれる新しい独⾃のフォトポリマー樹脂を開発。リバウンドレジンを使用することで、従来の製造の制約なしにデザインをすることが可能となり、他のどのFormlabsのSLA（光造形⽅式）向け素材よりもはるかに⾼いエネルギーリターン、引裂抵抗、および伸張性を⽰した。

New Balanceのイノベーション・デザイン・スタジオゼネラルマネジャー、キャサリン・ペトレッカ⽒は次のように述べている「TripleCell は、データに基づいたデザイン表現により、業界最⾼レベルでシームレスな⾜運びを提供します。この最先端のデジタル製造技術は、現在⽶国のNew Balance⼯場内でのみ展開されており、3Dプリンティングおよび国内製造のリーダーとしての地位を確⽴しています。」

New Balanceは、TripleCell プラットフォームの⽴ち上げに際し、由緒あるシルエットをもつ「990 Sport」を選択。「990v5」と同じく、Made in USAモデルでありながら、踵部に搭載されたTripleCellテクノロジーが、シームレスなクッション体験を提供し、990v5から10％の軽量化を実現した。