- 2019-6-16
- 最新情報
- 3D bioprinting, 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Medical, テクノロジー, バイオ, バイオマテリアル, 再生医療, 医学, 医療
フロリダA&M大学の研究チームはバイオ3Dプリンタとヒト細胞を使用した角膜プリントに成功
フロリダ州にある公立大学 フロリダ A&M大学(Florida A&M University 以下 FAMU)薬局・薬学部(COPPS)の研究チームは、米国で初めてバイオ3Dプリンタと人間の細胞を含むバイオ材料を使用した「3D角膜」の作成に成功した。
FAMUの研究チームは、バイオ3Dプリンタ「Cellink Bio X バイオプリンタ」と、人間の細胞を含む混合材料を使用した高スループットの3Dプリンティング技術を使用して、約10分で6つの角膜を3Dプリントすることに成功。この技術は将来的に、移植や高度な技術を必要とする角膜治療を劇的に進化させる可能性を秘めている。
国立科学財団から資金提供を受け研究が進むこのプロジェクトは、3Dプリンティング技術を用いた角膜製造プロセスを可能な限り単純化し、数分単位で何度も角膜を作り出すことができるようにすることを目的としており、この技術に関する特許申請の準備を進めている。
未だ研究段階ではあるが、チームを率いるFAMUのMandip Sachdeva博士は「3Dプリンティング技術を使用した角膜製造プロセスは、将来日常的なものになるだろう」と述べている。
関連記事
- CELLINKがバイオ3Dプリント用モデルキットを発売
- 世界初!患者の細胞から造られた3Dプリント心臓
- 3Dプリントソフトロボットを設計製造する新技術
- ShapewaysとEOSは提携し装具および補綴物市場に進出
- Allevi、皮膚細胞用3Dバイオプリントキットを販売
- 温度変化を利用した3Dプリント製潜水艦
- BMWとMITが液体3Dプリント技術で協力
- 欧州最大の3Dバイオプリンティング施設
- 超リアルな3D臓器ウェットモデルの販売開始
- 病気や火傷で傷ついた皮膚を治癒する3Dバイオプリンタ
- 高齢者介護施設で3Dプリント食品を提供
- 2020年、東京に3Dプリント寿司店がオープン
- 3Dプリント包帯で損傷した皮膚を治療
- 宇宙空間で人間の臓器を3Dプリント
- 3Dプリント技術で視力を回復
- 3Dバイオプリント技術で人の心臓組織を生成
- 世界初の3Dプリント角膜開発に成功
- 患者の骨に癒合同化する3Dプリント人工骨
- 肌表面に積層型極薄膜を形成する「Fine Fiber」
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp