大量生産を可能にする新たな3Dプリントシステム

Stratasysは3Dプリント部品などの大量生産を目的とした拡張型3Dプリントプラットフォームを発表

Stratasysは、2017年5月8日~11日の期間で開催されている3Dプリンティング & AM(Additive Manufacturing)イベント「RAPID + TCT」で、少量生産から大量生産まで、連続した部品生産を目的とした新しい3Dプリントシステム『Stratasys Continuous Build 3D Demonstrator』を発表した。

Stratasys Continuous Build 3D Demonstratorは、拡張型のモジュラー式3Dプリンタユニットで構成されたスケーラブルな3Dプリントプラットフォームで、少量生産と大量生産向けに設計された新しいAM生産技術を提供する。

クラウドベースのアーキテクチャにより管理させれる各3Dプリントセルは、大量の異なるジョブを生成するため、必要に応じていつでもセルを追加することができる。

自動化されたキュー管理、負荷分散、および冗長性を備えたアーキテクチャによってジョブは自動的に使用可能なプリントセルに割り振られ、スループットが向上。1つのプリントセルに障害が発生した場合でも、そのジョブは自動的に次の使用可能なセルに再ルーティングされる。

このスケーラブルな3Dプリントプラットフォームにより、オペレータのわずかな介入だけで、少量生産と大量生産に適した新しいAM生産技術を提供する。

Continuous Build 3D Demonstratorの最小アレイは3つの3Dプリンタで構成されており、各プリントセルは、5×5×5インチまでのアイテムを作成することができる。

同社は現在、アディティブ製造・射出成形のプレミアサプライヤーであるIn’Tech Industriesや、サバンナ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(SCAD)など、複数の企業や大学とStratasys Continuous Build 3D Demonstratorの開発を進めており、部品メーカー FathomIn’Tech Industriesは、すでにContinuous Build 3D Demonstratorを利用した3Dプリント部品をサービスとして提供している。

3Dプリンタをベースとした量産型AM技術は成長分野として期待されているが、業界の世界的リーダーであるStratasysが本格的に参入することで、今後益々市場規模の拡大が加速すると思われる。


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