3Dプリンタ製エンジンの燃焼試験に成功

Launcherの3Dプリントロケットエンジン試験燃焼で公称値の実証に成功

カリフォルニア州ホーソーンに本社を置く小型ロケット開発企業 Launcher(以下 ランチャー)は、NASA最大のロケットエンジン試験施設であるジョン・C・ステニス宇宙センター(John C. Stennis Space Center)で行われた燃焼試験において、初めての3Dプリント製「E-2」液体ロケットエンジンの公称推力、圧力、酸化剤と燃料の混合比を達成し、40秒間の完璧な試射に成功した。

ランチャーは、3Dプリントされた銅合金製小型ロケットの開発企業であり、ドイツの機械メーカー AMCM(Additive Manufacturing Customized Machines)と共同で、大判カスタム3Dプリンタを開発し、小型ロケット製造における3Dプリント技術で業界をリードしている。
今回試験に成功した「E-2」は、3Dプリンタで作られた高性能液体ロケットエンジンで、2024年に打ち上げ予定の同社ロケット「ランチャーライトロケット」に搭載を予定している。

E-2は、推力10トン(22,046 lbf)、燃焼圧力100バール(1,450 psi)、圧力100バールでLOX/ケロシンの最高性能混合比2.62の性能を有しており、エンジン1基で150kgのペイロードを積み地球低軌道に投入することができる。

E-2のチャンバーは、銅合金を3Dプリントして一体化された独自の液体酸素冷却方式を採用しており、通常の3Dプリント燃焼室に使用される航空宇宙グレードの銅合金に比べ、コストとサプライチェーンの制約を軽減。これらの技術がより高い性能を実現し、ロケット1機あたりの積載量を増やし、ランチャーの顧客により低価格で提供することを目標としている。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

   

ページ上部へ戻る