Desktop Metalが世界最速金属3Dプリントシステムを発表

Desktop Metalが2019年に生産開始する世界最速のメタルプリンタをアップグレードを発表

ボストンに本拠を置くメタル3DプリンタプロバイダDesktop Metalは、工業レベルの生産システムとしてアナウンスされていた『Production System』に関するアップグレードを、Formnext 2018で発表した。

マサチューセッツ州バーリントンに本社を置くスタートアップ企業として、Googleベンチャーズなど多くの投資機関から総額2億7,700万ドル(約291憶円)超の支援を受け成長を続けるDesktop Metalは、先にリリースされたデスクトップタイプのFFF方式メタル3Dプリントシステム「Studio System」とは異なる、インクジェット技術とパウダー材料をベースとした金属3Dプリント法「Single Pass Jetting(シングルパスジェッティング 以下 SPJ)」技術を使用した大規模な生産システム『Production System』を、2019年初めから「フォーチュン500社」と認定した一部の顧客向けに提供を開始。
2020年までには、普及が見込まれるとされる大手自動車、大型部品、主要金属部品メーカーにこの生産システムを導入する予定である。


FFF方式のメタル3Dプリンタ「Studio System」

SPJ技術を採用するProduction Systemは、今回のアップグレードにより初期プリント速度を50%向上させ、平均速度12,000㎤/hの高速メタルプリントを実現。市場最も速いメタル3Dプリンタへと成長した(同社発表)。アップグレードされた最新版の生産システムは、鋼、チタン、低合金鋼、アルミニウムなどの材料を1秒間に30億滴を噴射し、1時間当たり60キログラムを超える金属部品を生成することができる。

Production Systemはまた、開発段階から225%改善された「750x330x250mm」までビルド領域を拡大。高品質の金属部品をより迅速かつ大量に生産可能とし、最高の生産性と低コスト化を実現。

アップグレードされたProduction Systemを発表したDesktop Metalは、Formnext 2018に出展中の同社ブースにてProduction Systemで生成された複雑な部品を数多く展示している。


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