世界初! スチール製3Dプリントモジュラーハウス

イタリアの建築設計事務所が世界初のスチール製3Dプリントモジュラーハウスを建設する

地中海に浮かぶイタリアの島、サルデーニャ島の建築設計事務所 MASK Architects は、サルデーニャ島のオラニ市に建設を予定している世界初のスチール製3Dプリント外骨格モジュラーハウスを設計した。

「Madre Natura(母なる自然)」と名付けられたこのプロジェクトは、オランダの3Dプリント技術プロバイダー MX3D が独自に開発したWAAM(Wire Arc Additive Manufacturing)技術と、ドイツに本社を置く産業ロボット機器メーカー KUKA のロボットアームを活用した「EXOSTEEL」と呼ばれる新しい建設技術のソリューションを用いて建設される。

MASK Architectsは、イタリアの彫刻家Costantino Nivola氏の作品「La Madre」からインスピレーションを受け、Madre Naturaをデザイン。この構造物は、同市内にあるニヴォラ美術館近くの山の斜面に建設される予定で、MASK ArchitectsとMX3Dの両社は現在、このプロジェクトを次の段階へと進めるため、投資家を募っている。

「EXOSTEEL」の3Dプリント外骨格構造システムを用いて建設される構造物は、複数のハート型の白い家で構成され、中央にはNivolaの彫刻作品「La Madre」の頭部を模したシステム集約用「エネルギー・タワー」が設置される。このエネルギータワーは、建物内部に設けられた空洞がサルデーニャの強風を取り込み、風力発電から各住宅へ電力を供給。また各住宅はサルデーニャの自然な気候と気象条件に耐えられるよう完全に自立した設計になっており、太陽電池パネルで覆われた個別のエネルギー導管により電力を得ることもできる。

このプロジェクトが実際の建設に移行した後は、建物の高さの3分の1を占める中空の柱を設置し、それを木製の梁で補強して住宅の3階部分を支える構造を用いて、有機的な形状を模した分割されたパネルから構成されたファサードで支えられる。


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