3Dプリンタで造られたMX3Dブリッジがアムステルダムに設置

3Dプリンタで造られた「MX3D Bridge」がオランダ市内の運河に設置される

建設関連の3Dプリントプロジェクトを手掛けるオランダのスタートアップ MX3D は、2015年6月に発表した3Dプリント橋製作プロジェクト「MX3D Bridge プロジェクト」を完成させ、オランダ・アムステルダムの中心部にある最も古く有名な運河の1つ、Oudezijds Achterburgwal(アウデザイツ・アフテルバーフワル)に設置。7月後半までに最終仕上げとセンサーネットワークのテストを終わらせ、一般公開を予定していることを発表した。
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当初、現地に直接持ち込んだロボットアームにより3Dプリント橋の建設を予定していた同社だが、安全性の問題など様々な理由により現場での建設を断念。工房内で建設されることとなった3Dプリント橋は、Autodeskと技術協力し開発されたMX3Dソフトウェアと、4台の多軸産業用ロボットを使用して、ジェネレーティブデザインを採用したステンレス鋼構造のメタル3Dプリント橋として、2018年に完成した。

MX3Dは、独自開発のソフトウェアと産業用ロボットアームに専用のツールを装備し、全長12.5メートル、幅6.3メートル、総重量(ステンレス製の3Dプリント構造部)は4.5トンの橋をプリント。各パーツの構築には、1,100 km以上のワイヤー(材料)が使用された。

またこの橋には、利用者から重要な情報を取得するための様々なセンサーが装備されており、歩行者の数や速度を記録するとともに、橋の歪みや変位、振動などの構造測定データを収集し、大気質や温度などの環境要因を測定。
エンジニアは、リアルタイムで橋の健康状態をモニタリングし、橋のライフサイクル全体で、どのように構造体が変化するかを観察および記録することができるようになっている。


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