ボーイング、スコットランドに3Dプリント研究施設を開設

ボーイングがスコットランドに新しい3Dプリンティング研究開発施設をオープン

世界最大の航空宇宙機器開発メーカーである ボーイング(Boeing)と、スコットランドの国立製造研究所(The National Manufacturing Institute Scotland/NMIS)は、ボーイングの先進的な製造技術に関する研究開発プログラムのために使用される施設として、1,180万ポンド(約15億9,362万円)のリース契約を締結。

6万平方フィートを超える同施設は、ボーイングの研究プログラムに必要なアディティブ・マニュファクチャリング(Additive Manufacturing 以下 AM)の利用を促進するための専用エリア、他の製造業とのプロジェクトで使用される最先端の高度なエンジニアリング機器の保管スペース、プログラムに必要な特定技術などのためのスペースが設けられる予定で、ボーイングによって採用されたスタッフ達によって今年後半から稼働開始を予定している。

この施設の目的は、航空機用部品の試作や製造の他、AM技術による生産性の向上、材料の廃棄物の削減、安全性の向上、環境負荷の低減などの研究が行われる。またこの施設は、スコットランドにおけるサプライチェーンと経済を大幅に拡大し、今後5年間で約200人の新規雇用を採用するというボーイングの最終目標に準じている。ボーイングが展開するこの研究開発プログラムは、スコットランド国立製造研究所の一部であるストラスクライド大学の先端成形研究センターによって管理される。

航空宇宙産業がAM技術と幅広い材料を取り入れ続ける中、ボーイングは今年初めに300個の3Dプリント部品を搭載したボーイング「777X」の初飛行に成功。
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初の3Dプリント金属製衛星アンテナを作製するなど、他企業と協力して機能的なチタン製航空宇宙部品の3Dプリント技術の標準化を進めており、AM業界における存在感を示し続けている。


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