Formlabsの新材料「Castable Wax 40 Resin」

Formlabs、高品質な鋳造用レジン「Castable Wax 40 Resin」をリリース

3Dプリントのリーディングカンパニーである Formlabs は、鋳造信頼性を備えた革新的なジュエリー素材「Castable Wax 40 Resin」をリリース。3Dプリンタおよび関連ツールを販売する 3DPS id.arts にて発売を開始した。※ 発送開始は2021年2月中旬予定

Castable Wax 40 Resin」は、Formlabs の素材ライブラリに追加される30番目の自社開発レジンで、ダイヤモンド、カラーストーン、真珠の世界的権威であるGIAおよび世界最大級のジュエリーの所見、工具、装置のサプライヤである Rio Grande と協力し、ユーザからのフィードバックを素材開発プロセスに組み込んで、理想的な品質になるよう開発された。

Castable Wax 40 Resin」の高い鋳造信頼性は他に類がなく、その仕上がりはロストワックス鋳造で使用する従来の素材であるカービングワックスと同様で、従来の鋳造条件にも対応できるワックスを40%含んだ素材を開発することにより実現。この材料を使用することでジュエリー職人は、従来の方法よりも優れた汎用性とデザインの自由度が得られると同時に、作業フローをデジタル化して効率を高めることが可能となる。

Formlabs は、3Dプリントハードウェアのトップ企業であるだけでなく、レジン開発のリーディングカンパニーでもある。同社は3Dプリント企業としていち早く素材開発を垂直統合して以来、十数個の新しいレジンを導入。同社の材料科学部門は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の検査用スワブを3Dプリントするために必要なFDAに認可された生体適合性素材を2020年初頭の不足時に提供するなど、2020年を通じてイノベーションを促進する上で重要な役割を果たしてきた。生体適合性は3Dプリントの重要な発展要素であり、その発展をリードする Formlabs は、この1年で6つの新しい生態適合性素材を導入し、歯科用途での使用をほぼ2倍に拡大した。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る