ACSP、2019年度前期「3Dプリンター活用技術検定試験」の申込を開始
一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)は、2019年9月8日(日)に実施する2019年度前期「3Dプリンター活用技術検定試験」の受験申込を2019年6月26日(火)から開始。
本試験は、3Dプリンターの活用に必要な造形方法や材料、後工程、CADデータの取り扱いなどの知識を評価・認定する試験制度で、過去5回の試験で868名の申し込みがあり、687名が合格している。
3Dプリンターの技術や造形材料の進化に伴い、国内の製造企業でも主に試作品製造を目的として3Dプリンターの導入が進んでおり、これを活用するためには、データの正確性に加えて、造形、材料、形状、特性、環境、後工程など幅広い知識が要求される。また、3Dプリンターは国内外の多くのメーカーが提供し、各社固有のコンセプトや言葉に基づいたサービスや教育を実施しているため、導入企業が複数の関連企業間で認識を共有することが難しいのが現状である。
本試験は、円滑なコミュニケーションを可能にする用語を提供し、3Dプリンター活用への指標を提示することにより、市場の活性化ならびに市場が求める人材の育成を支援する。
試験概要
- 試験名称:2019年度前期 3Dプリンター活用技術検定試験
- 試験日時:2019年9月8日(日)10:30~11:30
- 申込期間:2019年6月26日(水)~8月6日(火)
- 試験時間:60分
- 試験方法:マークシート形式による真偽方式および多岐選択方式(60問)
- 受験資格:特になし
- 受験料:8,000円(税別)
- 試験科目:「3Dプリンターのメリット」「3Dプリンターの仕組みとプロセス」「3Dプリンターの活用」
- 試験会場:全国6都市(北海道札幌市、宮城県仙台市、東京都23区、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市)
※自社・自校で受験可能な「認定会場」の制度あり。詳しくは協会事務局へ確認。 - 主催:一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)
- 公式ガイドブック:3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック(日経BP社発行/定価3,000円)
- 試験Webサイト:http://www.acsp.jp/3DP/
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