- 2017-5-12
- フィラメント・材料, 最新情報
- 3DFS, 3DPrinting, 3Dプリンティング, ABS, FDM, FFF, filament, Kickstarter, PLA, Polycast, Polymaker, Polysher, PolySmooth, PVB, TuneD3, クラウドファンディング, スタートアップ, テクノロジー, フィラメント, 仕上げ加工, 表面仕上げ
世界各国で3Dプリントサービスを提供する3D HubsはPolyCastフィラメントを利用した金属鋳造サービスを開始
世界中で利用可能なローカル3Dプリントサービスを展開するオランダ・アムステルダムに拠点を置くオンライン製造プラットフォーム3D Hubsは、新たに3Dプリント技術をベースとした金属鋳造部品の製造サービスを追加した。
この金属部品製造は、以前本サイトでもご紹介したPolymaker社の「PolyCast」フィラメント(詳細はこちら)をベースとした金属鋳造部品製造プロセスが用いられており、原型制作にFDM/FFF方式3Dプリント技術を利用することで、従来よりも短時間 & 安価に部品製造を可能にしている。
鋳造金属部品の製造プロセス
PolyCastは、優れた精度を有するPolymaker社が開発したフィラメントで、従来のPLAフィラメント同様のプロセスで3Dプリントすることができ、約600℃に加熱することで完全に分解するよう設計された材料から生成されている。
PolyCastのもう一つの特徴として、3Dプリント後の造形物を同社のPolysher(Polysherに関する詳細はこちら)技術により表面処理が可能なため、FDM/FFF方式で3Dプリントした造形物の表面を自動的に滑らかにし、そのまま鋳型原型として利用することができる。
同社は現在、鋳造用材料として、ステンレス鋼、黄銅、銅、アルミニウム、ブロンズなどを提供しているが、今後より多くの材料を追加する計画もしている。
関連記事
- 金属鋳造のための3Dプリンタ用フィラメント「Polycast」登場
- Polymakerが新たに5百万ドルの資金を調達
- 石材や陶器の様な質感表現フィラメント「StoneFil」販売開始
- 3D Ptinting 2017 プチレポート
- 3Dプリント造形物の自動仕上加工機Polysherは3月出荷開始
- 木質系フィラメントに2つの新樹種を追加
- 3Dプリント造形物の表面を自動でピカピカにする凄いツールが登場!
- 高品質&軽量なフィラメント『ProMatte』入荷情報
- 早大研究グループが3Dプリント造形物の表面処理技術を開発
- 3Dプリント造形物の表面を滑らかにし水圧転写で高品質着色
- 導電性フィラメントと高磁性フィラメント再入荷と値下げのお知らせ
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp