Polymakerが新たに5百万ドルの資金を調達

Polymakerは第2ラウンドで5百万ドルの資金を調達し新たに専門家を米国事業開発担当副社長に任命

中国の3Dプリンタ用フィラメントメーカー「Polymaker」は、中国系VCから総額5百万ドルの資金を調達したことを発表した。

同社は、2015年にIT企業大手Lenovo系列の子会社LegendStarからシードラウンドを受けており、今回はそれに次ぐ第2ラウンドの調達となる。

Polymakerはシードラウンド以降も順調に業績が向上しており、2016年度は前年に比べ、収益が200%以上に増加した。また、昨年クラウドファンディングKickstarterでローンチしたPolymakerとPolySmooth(詳細はこちら)も大成功を収め、Polymakerの商品開発能力や技術力の高さを証明した。


PolySmooth

新たに調達した資金は、自社製品の生産能力の拡大、次世代製品の研究開発の促進、新たな顧客サポートシステムの構築や体制強化などに使用される予定である。

開発中の鋳造用フィラメント「PolyCast

また同社は今回の資金調達をきっかけに、ジェフリー・L・ウォルターズ氏を北米ビジネス開発担当副社長に任命。同氏は、プラスチックメーカー出身で業界経験も豊富な、3Dプリントビジネスの専門家である。
Polymakerは、これを機に米国全土へのサービス拡大を計画している。

Polymaker製フィラメントの購入について

世界中から選りすぐりの3Dプリント用フィラメントを販売する『3DFS』では、Polymakerの主力商品である以下商品をラインアップ中。

  • 高性能PLAフィラメント「PolyPlus PLA
  • 弾性フィラメント「PolyFlex
  • ポリカーボネート素材フィラメント「PC-Plus
  • 高強度ポリカーボネート素材フィラメント「PC-MAX


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