Nano Dimension、24時間無休可動の3Dプリントシステム発表

DragonFly、24時間稼働の電子回路3Dプリントシステムでインダストリー4.0を実現

多層プリント回路基板用3Dプリンタ「DragonFly Pro 3D Printer」をリリースするイスラエルの3Dプリントエレクトロニクス企業「Nano Dimension(ナノ・ディメンション)」は、24時間無休で稼働する電子機器3Dプリンティングプロセスを実現した独自のテクノロジー「DragonFly Lights-Out Digital Manufacturing(LDM)」システムを発表した。

DragonFly LDM 3Dプリンティングプラットフォームは、人間の介入をほぼ必要とせず、24時間連続で電子回路の3Dプリントを可能にしたシステムで、プロトタイピングだけでなく、用途に応じて最適化された電子機器の3Dプリンティングを実現する。
DragonFly LDMシステムは、電子機器の連続生産を可能にするため、高度なプリンターヘッドソフトウェア管理システムと自動化された自動クリーニングプリントヘッドで構成されており、プリント中の機器を管理しスムーズに動作させ、リアルタイムの自動材料監視機能により、メンテナンス時のダウンタイムの必要性を削減している。

ナノ・ディメンションは最初の展開として、センサーおよび防衛エレクトロニクスプロバイダーであるドイツの多国籍企業 HENDSOLT と、英国のR&D施設 Manufacturing Technology Center(MTC)において、DragonFly LDMの試験運用を開始。この新しいシステムにより、多層プリント回路基板(PCB)、コンデンサ、コイル、センサーアンテナなどのリードタイムとコストを大幅に削減するプロセスを研究する。

作業プロセス、運用コストおよびスケジュール管理が可能なエレクトロニクス3Dプリンティングは、製造業における自動化を目指すIndustry 4.0および高度なアプリケーション開発に適しており、リードタイムの短縮やコスト削減だけでなく、機密性の高い設計ファイルなどの取扱いにも優れている。

ナノ・ディメンションが今夏発表した2019年上半期および第2四半期の財務状況によると、同社はこれまでに合計43台のDragonFly Pro 3Dプリントシステムを販売しており、その内18台は2019年前半に販売されている。この数値は経営陣の予想を下回わるもので、経営状況の見直しを図る同社は、20%の従業員をレイオフすることを発表した。


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