コロナ対策用3Dプリントドアオープナーデータを無償公開

Materialize、コロナウイルス対策のための3Dプリント製ドアオープナーのデータを無償公開

「パンデミックに相当する」とされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、依然、終息への道筋が見えない状態が続いている。WHO(世界保健機構)の発表によれば、新型コロナウイルスは、金属やプラスチックなどの無生物表面でも、30℃以下の環境下で最大9日間生存することが明らかとなっている。

ベルギーのソフトウェアおよび3Dプリンティングサービスプロバイダー大手 Materialize(マテリアライズ)は、新型コロナウイルス感染症の封じ込めに対する取り組みを支援するため、3Dプリント製ハンズフリー・ドアオープナーのプリント用データを無償提供している。

ファイルのダウンロード先URL
https://www.materialise.com/en/hands-free-door-opener

3Dプリント製ドアオープナーは、ドアノブにネジ固定するタイプのツールで、直接ハンドルに触れずにドアの開閉ができるようになり、ウイルスへの接触と拡散を減らすのに役立つ可能性がある。

3Dプリント製ドアオープナーは、3Dプリンタを所有するユーザーであれば誰でも利用可能で、ファイルをダウンロードして直ぐにプリントし使用することができる。マテリアライズは「2018年までに500,000台を超える3Dプリンタが世界中で販売されたという事実を引用して、3Dプリント製ドアオープナーが世界中で利用できるようになることを願っている。」 と語っている。

 

ドアオープナーの3Dプリントについて

id.artsでは、同プロジェクトから公開されているデータの3Dプリント代行を請け負っています。下記記事を参照の上、お申込みください。
https://idarts.co.jp/3dp/hands-free-door-openers-3d-print/


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