英国人初、3Dプリンタ銃製造で有罪判決

3Dプリンタを使用して実弾発射可能な銃を製造したとしてロンドン在住の学生に有罪判決

ロンドン在住の英国人大学生Tendai Muswere(26歳)が、英国人として初めて、3Dプリンタを使って銃を製造した罪で有罪判決を受けた。

2017年10月、麻薬取締のための令状を使用しMuswere宅を捜索した警察は、その捜査中に実弾発射能力を持つ疑いのある3Dプリント銃を発見。銃器所持に必要なライセンスを持ってないMuswereは当初「大学で実施している映画製作プロジェクトの為の小道具で、実弾が打てる能力があるとは知らなかった」と主張していたが、その後の捜査で警察は、彼のパソコンなどの閲覧履歴から実弾発射可能な3Dプリント銃の製造方法を示す動画を多数閲覧していたことを明らかにした。

また警察は、2018年2月に行った2度目の家宅捜索で、彼の自室から多数の3Dプリント銃部品を発見している。
彼のアパートで製造された3Dプリント銃はWashbearリボルバーといわゆるタイプのハンドガンで、より耐久性のある銃身等の金属部品をAmazonで探していたという。


社会問題を引き起こした世界初の3Dプリント銃「Liberator」


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