4万円台から購入できるデルタ方式3Dプリンタ「IVI」

交換式モジュール採用のデルタ方式3Dプリンタ「IVI」がローンチから1分で目標額をクリア

中国上海のスタートアップ「IVI3D」は、クラウドファンディングKickstarterからデルタ方式3Dプリンタ「IVI」をローンチ。キャンペーン開始から僅か1分で目標額50,000ドル(約560万円)をクリアし、4月24日現在、約1,300人を超える支援者から7,700万円超の資金調達に成功している。

IVIは、独自の交換式ヘッドモジュールにより、FFF/FDM方式3Dプリンタ、SLA方式3Dプリンタ、レーザー彫刻機、CNC彫刻機に切り替えが可能な、オールインワンタイプのデルタ方式3Dプリントシステムで、複数のプリンタや加工機を購入するコストを節約することができる。

キャンペーン中のIVIは、3Dプリント機能のみを搭載するアーリーバードモデルが399ドル(約44,000円)で、2種類のレーザー彫刻モジュール(500mW 69ドルまたは2500mW 139ドル)や、CNC彫刻モジュール(69ドル)を追加することができる。日本への発送にも対応しており、何れも2019年10月からの出荷開始を予定している。

 

拘りのハードスペック

IVIには、標準的なステッピングモーター回転角1.8°の半分の0.9°ステッピングモーター、可動部品間の隙間をなくしたゼロギャップ-ボールジョイント、一般的なローラーの代わりに工業用リニアガイドとベアリング、1.2 GHzクアッドコアプロセッサと32ビット100 MHz ARMチップを採用するなど、徹底的にハードスペックに拘り、XYZ精度15ミクロン(0.015mm)の高精度プリントを実現。

「IVI Closed-Loop」と呼ばれる独自の制御技術により、長時間プリントに対応した再現性と信頼性を保証している。

IVIは、2015年にKickstarterでローンチし、16,538人の支援者から3百万ドル弱(3億円超)の記録的な資金調達に成功しながら破綻した、デルタ方式3Dプリンタ「Tiko(関連記事はこちら)」に似ていることから、多くの支援者から心配の声が上がっている。これに対しIVIの創設者チームは「密閉型のデルタ方式プリンタは、外観などのデザインが似てしまう傾向にあります。確かにTikoも同様のデザインを採用していて失敗しましたが、失敗の原因はデザインでありませんし、私たちはIVIのデザインが大きな利点を持っていると信じいます。我々はそれが真実であることを証明します」とコメントしている。


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