Formlabsが2種類の新型レジン材料を発表

FormlabsはCES 2019で2種類の新型樹脂と3Dプリント技術の可能性について発表した

高精度な3Dプリントシステムを開発、製造するFormlabsは、先に開催されたCES(Consumer Electronics Show)2019に合わせ、SLA方式3Dプリンタ「Form 2」用の新しいレジン(光硬化樹脂)材料「Elastic Resin」と「Digital Dentures」を発表した。

Formlabsで最も軟らかいエンジニアリングレジン「Elastic Resin」は、Shoreデュロメーター 50Aの性能を有する材料で、破損することなく曲がり、伸び、圧縮および繰り返しサイクルに耐えられるシリコンパーツのプロトタイプ作成に適している。

米国内向けに出荷されるもうひとつの新材料「Digital Denture」は、ダイレクトプリントによる義歯を提供するための最初の材料で、先にリリースされた「Dental Model」および「Dental LT Clear」樹脂を含む、Formlabsの歯科材料ラインアップに加えられる。

さらに同社はCES 2019の会場で、Gillette(ジレット)社との提携で作成されたカスタム3Dプリントカミソリハンドルを展示(関連記事はこちら)。この提携に基づいて開始されたサービス「Razor Maker™」では、消費者がカスタマイズ可能な3Dプリント製のカミソリ柄デザインを選び、オンラインストアから注文することができる。

今回CES会場に設置されたFormlabsブースでは、40台以上のForm 2プリンタによるプリントファームデモの他、著名な産業用作品デザイナーが、スキャンから彫刻、プリントまで、クリエイティブなワークフローを公開するライブデモを開催。デザイナーは、Bellus3D FaceAppによる10秒間の実物そっくりな顔のスキャンから始まり、Pixologic ZBrushやWacomタブレットを使って実際の顔を作品開発に組み込み、Form 2でプリントした。


twitter@formlabs

Formlabsはこのイベントを通じて、3Dプリントが人々の仕事のやり方をどのように変革しているか、またCESに出展されたほぼすべての製品の開発や製造に3Dプリントが利用されていることを示した。

Formlabsの共同創業者 兼 CEOであるMax Lobovsky氏は次のように述べている「4,000以上のCES出展者の90%以上は、考案、開発または製造に3Dプリントを利用していました。3Dプリントは今後もものづくりをするすべての人にとって、最も重要な道具の1つであり続けます。製品またはプロジェクトを物理的およびデジタルで見ることの重要性は幾度となく耳にしています。今年の出展でワークフローのすべてを示したのはそのためです。これにより、作品製作でも、製品ラインのカスタマイズでも、そのプロセスがCESの来場者に分かりやすく伝わったと思います」


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