Desktop Metal、木材部品3Dプリント子会社設立

Desktop Metal、リサイクル木材を使用した3Dプリント技術とそれに特化した子会社を設立

工業用3Dプリンタメーカーの Desktop Metal(デスクトップメタル)は、バインダージェットによる機能的な最終用途木材部品の3Dプリントに特化した子会社 Forust(以下 フォーラスト)を設立した。

フォーラストの3Dプリントプロセスは、木材製造や製紙業界から排出されるおがくずやリグニン(高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物で、木質素とも呼ばれる)などの副産物を利用しており、これらの副産物を特殊なバイオエポキシ樹脂複合体と混合することで、デスクトップメタルのバインダージェット技術に対応した3Dプリント材料として使用することができる。

フォーラストは、木くずを最終製品として利用できるようリサイクルすることを目的として誕生した技術で、おがくずやリグニンを3Dプリント材料として使用することで、同社の「Shop System」を用いて、等方性で高強度の木材部品を持続的に量産することが可能となる。
この技術では、従来の木工品のように木目を活かした構造にも対応可能で、ローズウッド、アッシュ、ゼブラノ、エボニー、マホガニーなど様々な木目にも対応。今後、ナチュラル、オーク、アッシュ、ウォルナットなどにも対応を予定している。

フォーラストのCEOであるAndrew Jeffery氏は次のように述べている「Forustは、エキゾチックな木目構造から木目のない木材部品まで、木の質感や無数の木目タイプをデジタルで再現することが可能で、デザインの自由度を無限に広げる事が可能です。また、木材とバイオレジンの複合材料を使用しているため、従来の木材と同等の機能性と剛性を備えています。」

デスクトップメタルは、建築家、デザイナー、メーカーに対し、インテリアや高級建築物などのカスタムウッドパーツ製造方法を提供することになる。また同社は、この技術を使用した既製品の第一弾として、スイスの工業デザイナーYves Béhar(イヴ・ベハール)氏によるコレクションをForust(フォーラスト)のストアページから販売している。


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