- 2019-2-12
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ブルレーが「Ultimaker S5」を1ヶ月無料で貸し出す体験型プログラムを開始
ハイエンドからコンシューマーまで、世界中から選りすぐりの3Dプリンタや関連ツールを販売する BRULÉ, Inc.(以下 ブルレー)は、パートナー支援プログラムの一環として、オランダの3DプリンタメーカーUltimakerの最新機種『Ultimaker S5』を、一ヶ月間無料で貸し出す体験型プログラム「ローナープログラム(一ヶ月無料体験プログラム)」をスタートした。
オランダに本拠を置く3DプリンタメーカーUltimaker社の最新3Dプリンタ『Ultimaker S5』は、同社従来機種よりも拡大された造形サイズ 330×240×300mm を有し、洗練されたデュアルエクストルーダーと高度な接続性、オープンフィラメントシステムなどの組み合わせにより、 迅速なプロトタイピングはもちろん、オンデマンドのツーリングから最終用途部品の作成まで、産業グレードの造形品質と生産性を提供。
今回ブルレーによって実施されるローナープログラム(一ヶ月無料体験プログラム)は「Ultimaker S5」の導入を検討中の製造業や大学等研究機関などに対しUltimaker S5を一ヶ月間無料でレンタルする体験型のプログラムであり、購入前に実機を使った検証を行うことができる画期的なプログラムとなる。
ローナープログラムの詳細
- 貸出し条件:Ultimaker S5の導入を検討中の製造業および関連事業者、または大学等の研究機関
- 貸出し期間:1ヶ月
- 費用:無料
- 貸出し機種:Ultimaker S5 1台
- 提供材料:標準PLA 1本、下記複合材料(提供可能材料および数量については要相談)
- 貸出し期間終了後の対応:アンケートに回答
- 申込み方法:下記の何れかより直接申込み
E-MAIL contact@brule.co.jp
TEL 03-6803-0563(平日午前9時から午後6時まで)
複合材料について
貸出し機には、標準材料であるPLAの他に、エンジニアリンググレード・フィラメントの提供が用意されている。下記にラインアップされた材料から、実際に使用したい材料があれば、ローナープログラム申込み時に申請することで提供される。
- XSTRAND GF30-PA6
ナイロンベースのフィラメントに、30%のガラスファイバーを混合した材料 - XSTRAND GF30-PP
ポリプロピレンのフィラメントに、30%のガラスファイバーを混合した材料 - Arnitel ID 2045
ゴムライクな柔らかいフィラメント - Novamid ID1030-CF10
ナイロンベースのフィラメントに、10%のカーボンファイバーを混合した材料
尚、ローナープログラム終了後には、簡単なアンケートへの回答が必要となる。また、貸出し期間を終えたUltimaker S5は、返却せずにそのまま購入することもできる。
Ultimaker とは
日本では知名度の低いUltimakerだが、自動車メーカー「Volkswagen(フォルクスワーゲン)」や、世界的自動車部品サプライヤ大手ドイツの「Bosch(ボッシュ)」の他、航空機や医療など様々な分野で活用されており、欧州各地のアップルストアからも販売されるほど、高い人気と実績を誇る3Dプリンタである。
Ultimaker 活用事例
フォルクスワーゲンは低価格な3Dプリンタで業務を効率化
世界最大の自動車メーカーVolkswagen(フォルクスワーゲン)の自動車製造施設、ポルトガルのVolkswagen Autoeuropaでは、Ultimaker社製3Dプリンタを利用し、生産ラインの高効率化を実現。
Bosch世界中の施設にUltimaker 3Dプリンタを導入
世界的な自動車部品サプライヤであるドイツ「Bosch」は、世界中の同社工場や研究施設に、Ultimaker社製3Dプリンタ『Ultimaker 3 Extended』を導入することを決定。
オランダ空軍は修理業務にUltimakerの3Dプリンタを採用
オランダ王立空軍は、ウーンスドレヒト空軍基地における航空機メンテナンスおよび修理のため、Ultimaker社製3Dプリンタを採用。
Ultimaker S5がFDA認証アプリの互換テストに合格
2018年、同社の最新FFF方式3Dプリンタ『Ultimaker S5』が、マテリアライズが提供するFDA(アメリカ食品医薬品局)承認の医療アプリケーション「Materialise Mimics inPrint」の認証を受けたことを発表。医療用途に適した3Dプリンタとして認められている。
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