Ultimaker S5がFDA認証アプリの互換テストに合格

マテリアライズはFDA承認医療アプリケーションに対するUltimaker S5の互換性をテスト

オランダの3DプリンタメーカーUltimakerは、同社の最新FFF方式3Dプリンタ『Ultimaker S5』が、 ベルギーに本拠を置く3Dプリンティング・ソリューションと造形サービス企業マテリアライズ(Materialise)が提供するFDA(アメリカ食品医薬品局:Food and Drug Administration)承認の医療アプリケーション「Materialise Mimics inPrint」の認証を受けたことを発表した。

FDA(アメリカ食品医薬品局)のガイドラインでは、Materialise Mimics inPrintなどのFDA承認済みソフトウェアを使用し、Materialiseのソフトウェアと互換性のある3Dプリンタおよび材料をする使用し、診断およびその他の医療目的のための3Dモデルを作成することが定められている。


米国上位20病院のうち16病院がMaterialise Mimics inPrintソフトウェアを導入

マテリアライズは、Materialise Mimics inPrintソフトウェアを使用して、FDA承認の医療アプリケーションに対するUltimaker S5の互換性をテスト、部品品質の徹底的な分析を行った。
厳しい社内テストの結果、Ultimaker S5とMaterialise Mimics inPrintソフトウェアを組み合わせた3Dプリントワークフローが、医師や病院の安全性と品質管理の負担を軽減し、医療目的に適しているとして「Ultimaker S5」を認証した。

病院で使用可能なStratasys 3Dプリンタを検証

マテリアライズはこれまでに、術前検証など患者固有の解剖学的3Dモデル製作のため、Stratasysのハイエンド3Dプリンタ「J750」や「J735」などの一部機種とMaterialise Mimics inPrintソフトウェアを組み合わせた検証も行っている。


J750で3Dプリントされた心臓モデル


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