- 2021-10-20
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歯科用3Dプリンティング企業SprintRay、世界最速の男ウサイン・ボルトと提携
歯科用に設計された3Dプリンタ、後処理システム、ソフトウェア、および材料を製造するデジタル3Dプリンティングソリューションの業界リーダー SprintRay Inc. は、オリンピック金メダリストであるウサイン・ボルト氏と5年間のパートナーシップを締結したことを発表した。
ボルトとSprintRayは、ジャマイカ歯科医師会と協力して、世界クラスのデジタル歯科医療をジャマイカで利用できるようにすることを使命とした「Bolt Labs, powered by SprintRay」の立ち上げに投資した。
Photo : SprintRay
SprintRayはボルト財団と協力して、3Dデンタルラボや移動式ユニットを含むデンタルクリニックを設立し、ジャマイカの遠隔地に住む人々に対し、歯科用3Dプリント技術を使用して、安価にハイレベルな歯科医療サービスを提供することを目指すとしている。
3Dプリンティング業界で急速に成長する歯科向け3Dプリンティングソリューションに特化したSprintRayのCEO兼共同創業者であるアミール・マンスーリ博士は、今回のプロジェクトに関して次のように述べている。
「世界最速の男であり、史上最高のスプリンターであるウサイン・ボルトと提携し、当社の高品質なデジタル歯科医療へのアクセスを世界規模で拡大することに貢献できることを嬉しく思います。当社のエコシステムである歯科用3Dプリンティング製品を使用することで、歯科治療に関わる時間とコストを削減し、通院回数を減らすことができるようになります。」
この取り組みに対しウサイン・ボルト氏は「このプロジェクトは、満足な歯科医療を受けることが困難な地域への対応を加速させることを目的としています。先ずは、人口10万人に対して歯科医が1人もいないジャマイカから開始します。地球上のすべての人々に自信と最高の笑顔を与えるため、SprintRayと協力できることを楽しみにしています。」と述べている。
ウサイン・ボルト氏は、基調講演者の一人として、2021年10月21日から24日までフロリダ州マイアミで開催されるSprintRay初の「3D Next Summit」に、業界のリーダーや医師等と共に登壇する。
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