XYZprintingが新たな産業用3Dプリンタを発表

XYZprintingは工業グレードの大型フルカラーFFF方式プリンタなど新機種を発表

台湾の3DプリンタメーカーXYZprintingは、現在開催中のFormnext 2018で、DLP、SLA、FFF方式を含む4つの工業グレード3Dプリンタを発表。

ちょうど一年前、産業用3Dプリンタ市場に本格参入を発表したXYZprintingは、僅か1年の内に新たに以下の4機種を追加ラインアップした。

CastPro120 xP

「CastPro120 xP」は、プロジェクターからUV光を照射し液状樹脂を硬化させるデジタルライトプロセッシング(DLP)方式を採用した高速3Dプリンタで、自動キャリブレーション機能などを有し、94x52x100mmの造形領域内で、レイヤー厚 25〜100μm、XY解像度 50μmの高精細造形に対応している。

2019年の第2四半期リリース予定

MfgPro3400 xP

「MfgPro3400 xp」は、最新の光造形(SLA)方式3Dプリンタで、樹脂材料の自動充填やプラットフォームのキャリブレーション機能を採用し、産業用途に適したØ380×300cm(約34リットル)の造形領域を有している。

2019年後半リリース予定

MfgPro700 xTC

「MfgPro 700 xTC」は、インクジェット技術をベースとしたフルカラーのFFF方式3Dプリンタで、最大造形領域700×500×500cmでフルカラープリントを実現。また、長時間プリントにも対応させるため、連続インク供給システム(CISS)とビルトイン監視システムを装備。
LEDスクリーンにより、プリントタスクをリアルタイムで管理することができる。

2019年中頃リリース予定

MfgPro1600 xPF

「MfgPro1600 xpf」は、歯科用途にも適応可能なNexa3DのLSPc技術をベースとした高解像度3Dプリンタで、均一なUV光を生成して液状樹脂を硬化させるNexa3Dの特許取得済みの技術により、従来のDLPテクノロジに比べ40倍の高速プリント性能を誇る。
さらにMdgPro1600は、量産部品の生産にも適した270×160×380mmの造形領域と最大16リットルの樹脂容量を有しており、1つまたは複数のMdgPro1600プリンタをクラウド経由でリモート管理することが可能で、大量の部品生産にも利用することができる。

2019年前半リリース予定


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