3D技術を組み合わせたカスタムオーダー眼鏡

3Dスキャンと3Dプリント技術で生成する眼鏡オーダーシステム「Yuniku」

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これまでにも、3Dプリント技術を応用した眼鏡のオーダーシステムについてご紹介してきましたが
今回ご紹介する眼鏡のカスタムオーダーシステムは、世界的な総合光学メーカーHOYAと、ベルギーの大手サービスビュロー マテリアライズ社、デザイン会社フート・デザインスタジオが共同開発したシステムで、3Dフェイススキャンと3Dプリント技術を組合わせた究極の眼鏡オーダーシステムとなっています。

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「Yuniku(ユニーク)」と名付けられたこのシステムは、ユーザーの顔を3Dスキャンし顔細部(鼻、耳など)の情報を集めて顔の3次元モデルを生成。
生成された顔の3Dデータを元に最適な位置にレンズを固定。それに合わせて眼鏡フレームを自動配置し、眼鏡3Dデータを3Dプリントします。

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3Dスキャンによって目や鼻の情報が正確に反映されるため、顔へのフィット感やレンズ角度、目位置やレンズとの距離感なども最適化されます。

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Yunikuを利用したカスタム眼鏡オーダーの工程

  1. システムから好みのフレームを選択
  2. 3Dスキャナにて、顔の3Dスキャンを実行し、顔を3Dモデル化
  3. システムからの質問に答える形で、用途やライフスタイルなどの回答を入力
  4. 顔形状や視力情報をもとにソフトウェアがレンズ位置を決定
  5. 眼鏡を製造するマテリアライズ社が専用ソフトウェア上から微調整を行う
  6. ディスプレイ本体に備え付けたられたディスプレイから装着状態のシミュレーションを実行。フレームの形状や色の調整を行い、造形へと移行

Yunikuは、今後も様々なフレームデザインやカラーを追加する予定。


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