3Dプリント技術を利用した立体ホログラム

3Dプリンティング技術と超音波を用いて空気中や水中に複雑なパターンを作成

ドイツを代表する学術研究機関マックス・プランク研究所の科学者チームは、3Dプリンティング技術と超音波を利用した音響ホログラム「Acoustic holograms」を開発しています。

Acoustic holograms(音響ホログラム)は、超音波を用いて空気中や水中に複雑なパターンを作成することができる技術。これにより、水面に浮かぶ物体などの制御が可能になる。

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任意の制御パターンをコンピューター上で計算し、3次元の複雑なホログラムパターンを生成。
生成された3次元データから高精細3Dプリンタ(研究室ではStratasysのObjetを使用)して3Dプリントプレートを造形。

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任意の造形パターンをプログラム

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入力されたデータに基づいて生成された3次元データを3Dプリント

3d-printed-blocks-acoustic-holograms-63Dプリントされたホログラムプレート

造形された3Dプリントプレートをスピーカー上に設置し音波を発することで、水滴の浮揚や小さな物体を動かすことができるようになります。
この3Dプリントプレートを利用することで、従来の超音波制御よりも、より複雑なコントロールが可能となる。

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研究所では、短時間に安価でホログラムパターンが作成できる3Dプリント技術をベースに、同技術の医療分野への応用も研究しています。

小さな液体や物体を外部から任意にコントロールできるこの技術を用いることで、健康な細胞を傷つけることなく、特定部位の治療をおこなったり、患部へピンポイントで薬剤を運ぶことなども可能になるかもしれません。


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