- 2016-11-6
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アディダスは海洋廃棄プラスチックを材料とした3Dプリントスニーカーの販売を開始する
エコ活動の一環として、海洋廃棄プラスチックを原料とした製品を開発するadidasとParleyは、以前ご紹介した3Dプリントシューズの新商品に当たるスニーカー「UltraBoost Uncaged Parley sneakers」の発売を決定した。
今回新たにリリースされたadidasとParleyの「UltraBoost Uncaged Parley sneakers」は、95%の海洋廃棄プラスチックと5%のリサイクルポリエステルを原料としたリサイクル材料を利用し造形される3Dプリントミッドソールと、リサイクル材料から生成した縫製糸を適用したスニーカーとなっている。
また、このスニーカーに利用される再生材料(プラスチック廃棄物)のほとんどは、モルディブ沿岸地域に打ち上げられたペットボトルなどのプラスチックゴミや、違法操業船などから海中に投棄された網などの廃棄物から調達。
予定価格$200の「UltraBoost Uncaged Parley sneakers」は、年内に7000組程度の発売を予定しており、2017年から本格的な量産を開始する予定となっている。
アディダスはこれらの活動を機に、将来的にサプライチェーン全体からバージンプラスチックを排除したいと考えている。
アディダス社はこのスニーカーに加え、スニーカーと同じ海洋廃棄物から生成されたリサイクルプラスチックを原料として作られた限定版のサッカージャージを製作。
このジャージは、バイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリードに提供され、11月5日と11月26日に行われる両チームの公式試合で着用される。
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