手持ちの3Dプリンタをマルチマテリアル機に変身

Mosaic Manufacturingは既存の3Dプリンタをマルチマテリアル機に変身させるデバイスを発売

カナダのトロントに本拠を置く3Dプリンタ関連ベンチャー「Mosaic Manufacturing」は、既存のシングルヘッドタイプFDM/FFF方式3Dプリンタをマルチカラー&マルチマテリアルに対応させる3Dプリント装置「Palette 2」をリリースした。

2016年にクラウドファンディングKickstarterで最初のマルチマテリアルプリント装置「The Palette」をローンチし、464人の支援者から231,803カナダドルの調達に成功した同社はその後、2017年7月にThe Paletteのアップグレードモデルとなる「Palette +」をリリース。

今回新たに発表された「Palette 2」は、この「Palette +」の後継機となる最新機種で、同社は現在、スタンダードモデルの「Palette 2」とより大きくて高速な3Dプリンタ向け「Palette 2 Pro」、専用ソフトウェア「CANVAS」、3Dプリンタとの通信に利用する「CANVAS HUB」を含むクラウドベースのマルチマテリアル対応3Dプリントプラットフォーム(CANVAS Multi-Material Software Platform)を提供している。

Palette 2は、市販されているほぼすべてのフィラメントベースの3Dプリンタと互換性が有り、ユーザが所有する手持ちの3Dプリンタと一緒に使用することはもちろん、3Dプリンタの製造元が自社プリンタに直接組み込むこともできる仕様で、様々な特性や色の材料を一台の3Dプリンタで使用可能になる。

同社はPalette 2及びPalette 2 Proの統合パートナーとして、MakerGear、Raise3D、Dremel、Robo 3D、gCreate、MAKEiTを発表。これらのパートナー企業は、ネイティブにマルチマテリアル3Dプリント機能を備えた3Dプリントシステムを立ちあげる予定である。

Mosaic Manufacturingは、Palette 2と並んでマルチマテリアルクラウドソフトウェアプラットフォーム「CANVAS」を開発。CANVASは、3Dプリンタを使用するすべてのユーザーがマルチマテリアルスライスにアクセスできるよう、プロセスの自動化および簡素化するマルチマテリアルワークフローを構築。
これにより、マルチマテリアルプリント、プリント設定のバージョン管理、デバイス設定の最適化など、業界最高のユーザーエクスペリエンスを備えている。

Mosaic Manufacturingは現在、公式サイトからPalette 2シリーズの予約注文を受付けいる。価格は「Palette 2」が499ドル、上位モデルとなる「Palette 2 Pro」が699ドルとなっており、9月末から初期注文分を出荷する。


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