世界最小?! 手のひらサイズの3Dプリンタ「Lite3DP」

世界最小?!手のひらサイズのマイクロ3Dプリンタ「Lite3DP」がCrowd Supplyからローンチ

アルゼンチンのエンジニアで3Dプリンタ愛好家であるAlfredo Bonini氏は、手のひらサイズの3Dプリンタ「Lite3DP」を、米国オレゴン州を拠点とするクラウドファンディングプラットフォーム Crowd Supply からローンチした。

Lite3DP は、高品質で無音のMSLAプリント技術を利用した手のひらサイズの超小型3Dプリンタで、組み立てやすいキットとして89ドル(約9,200円)で支援者へ提供される。

Arduinoをベースにしたオープンソースの3Dプリンタである Lite3DP のMSLAプリント技術は、LCDのようなスクリーンを使用して感光性樹脂を層毎に硬化させることで、細かなディテールを再現。

手のひらに収まるほど小さな筐体には、Arduinoベースのボード、ステッパーモーター、microSDカードモジュール等が収められており、2mmのアルミ板で構成されたベースは、UV LEDからの熱をパッシブに放熱することで、騒音の原因となるファンを排除。3Dプリンタ動作中は、ステッパーモーター音以外の音をほぼ発しない。

クラウドファンディング Crowd Supply からローンチした Lite3DP は、12月22日現在、222人の支援者から21,595ドル(約224万円)を調達している。

Lite3DP スペック

  • 本体サイズ:100×100×150 mm
  • プリント技術:MSLA/LCD-SLA
  • XY解像度:0.14 mm
  • Z解像度:0.05および0.1 mm
  • ビルドボリューム(幅×長×高):45.1×33.8×70 mm
  • トレイ容量:50 cm³
  • 互換性樹脂:UV405nm 樹脂
  • データ入力:マイクロSDカード
  • 消費電力:4W 以下
  • 本体重量:350g
  • 電源:12V 1A
  • ソフトウェア:Chitubox + Lite3DPコンバーター

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