リモート3Dプリント機能を備えた Ultimaker 2+ Connect

Ultimaker、シームレスな3Dプリントワークフローを構築する「Ultimaker 2+ Connect」を発表

オランダの3Dプリンタメーカー Ultimaker は、Wi-Fiまたはイーサネットを介したネットワーク接続により、クラウド上でのリモート3Dプリンティングを実現した新型3Dプリンタ「Ultimaker 2+ Connect」をリリースした。

ネットワーク機能と新しいタッチスクリーンを搭載した Ultimaker 2+ Connect はセットアップが容易で、クラウドベースのプリンター管理ソリューション「Ultimaker Digital Factory」を使い、世界中どこからでも安全にファイルを転送し、単体または複数の3Dプリンタを管理してクラウド3Dプリンティングを実行することができる。

223×220×205mmのビルドボリュームを有する Ultimaker 2+ Connect は、2.4インチのカラータッチスクリーンによる直感的な操作が可能で、人間工学に基づいたパワーレバーや剛性の高いプリントテーブルを採用して使いやすさと信頼性を向上。また、標準装備である0.4mmノズルの他、高精細プリントに適した0.25mmノズルや高速プリントに対応した0.6mmノズルと0.8mmノズルの4種類のノズルに素早く簡単に交換することができる。

Ultimaker 2+ Connect 本体の発表に合わせ、ユーザーの安全性を高めることを目的に設計されたトップカバーとフロントエンクロージャーを組み合わせた「Ultimaker 2+ Connect Air Manager」を同時に発表。現行の「Ultimaker S」シリーズにも採用されているエアマネージャーは、交換可能なEPAフィルターを利用して超微粒子を最大95%除去すると同時に、高温で動く部品からユーザーを保護する機能を有している。

 

Ultimaker 2+ Connect 基本スペック

  • ビルドボリューム:223×220×205mm
  • フィラメント径:2.85mm
  • ノズル径:0.25、0.4、0.6、0.8 mm
  • レイヤー解像度
    0.25mmノズル:150〜60ミクロン
    0.4mmノズル:200〜20ミクロン
    0.6mmノズル:400〜20ミクロン
    0.8mmノズル:600〜20ミクロン
  • XYZ解像度:12.5、12.5、5ミクロン
  • プリント速度:<24mm³/s
  • ノズル温度:180〜260°C
  • ビルドプレート:20〜110°C 加熱ガラスビルドプレート
  • 本体寸法:342×460×580mm
  • 本体重量:10.3kg
  • 電源入力:100〜240 VAC、50〜60 Hz
  • OS:MacOS、Windows、およびLinux
  • ファイルタイプ:Ultimaker Cura:STL、OBJ、X3D、3MF、BMP、GIF、JPG、PNG
  • 接続:Wi-Fi、イーサネット、USB

Ultimaker 2+ Connect の本体価格は2,499ドル(約264,000円)、Ultimaker 2+ Connect Air は450ドル(約48,000円)で購入できる。


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