英国が官民共同でAM製造技術の開発拠点を開設

GKN Aerospaceは英国に3200万ポンドを投じてグローバル・テクノロジー・センターを開設

英国のエンジニアリング大手GKNの子会社である「GKNエアロスペース(GKN Aerospace)」は、英国ブリストルに新しいグローバル・テクノロジー・センター(以下 GTC)を開設することを発表。同センターはAerospace Technology Instituteを通じ、英国政府からの約15百万ポンドの資金提供を受けており、2020年にオープンを予定している。

1万平方メートルの施設に300人のエンジニアを収容する予定の同センターは、航空機構造物の高速生産を可能にするためのAdditive Manufacturing(以下 AM)製造技術、先進複合材料、組立および産業プロセスの開発に重点を置く施設で、エネルギー効率の良い次世代型航空機開発の最前線拠点とするため、英国政府航空宇宙技術研究所から1,500万ポンド(約21億5千万円)、GKN航空宇宙局から1,700万ポンド(約24億4千万円)の資金提供を受け設立される。

この施設では、熟練したエンジニア、大学、英国のCATAPULTネットワーク、GKN Aerospaceの英国のサプライチェーンとの研究開発のための共同空間を含む予定で、エアバスの次世代高生産翼開発プログラム「Wing of Tomorrow」における新しいAM製造プロセスを追求するため、GKN Aerospaceの技術提携の基盤として機能する。このプログラムは、航空機の翼の生産を迅速化し、コストを削減するための最善の材料、製造プロセス、組立技術を追求することを主な目標のひとつとしている。

GTCは、航空宇宙産業における専門知識をさらに強化し、英国航空宇宙産業界全体における協力関係を促進するため、先進製造研究センター(AMRC)、Additive Industries BV、MetalFab1、ANSYS UK Limited、ATS Applied Tech Systems Limited、Digital Catapult、KUKA Industries UK Limited、製造技術センター(MTC)、Materialize、PXL Realm、タレスUKリミテッド、バース大学、ブリストル大学、シェフィールド大学等とパートナーシップを締結した。


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