Formlabs新たに3千万ドルを調達

Formlabsは自動3DプリントシステムFrom Cellの出荷に先立ち3,000万ドルの追加資金調達を実施

マサチューセッツ州に本拠を置く3DプリンタメーカーFormlabsは、新たな資金調達で3,000万ドル(約32億円)を調達した。

2011年、MITメディアラボの卒業生等によって設立されたFormlabsは、Kickstarterで記録的な成功を納め製品をリリースした後、2013年のシリーズAでDFJ Growthから1,900万ドル(約20億円)、2016年のシリーズBでFoundry Group等から3,860万ドル(約41億3,000万円)と、過去に2度の大規模な資金を調達。今回新たに実施した調達により、次期製品郡の開発を加速する。

デスクトップタイプSLA方式3Dプリンタで業界をリードするFormlabsは、複数のForm 2 3Dプリンタに、同社の洗浄システム Form Wash と、ポストキュア装置 Form Cure を含むモジュールを、ロボット・ガントリーにより制御し、SLAプロセスを自動化するオールインワン3Dプリントファーム「Form Cell」と、同社初となるSLS方式3Dプリンタ「Fuse 1」などを開発しており、2018年~2019年頃の発売を予定している。

Formlabsは、5月14日に同社主催のデジタルファクトリーを開催し、今後のアップデートについて報告する予定である。

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