- 2014-8-31
- 3Dプリンタ・各種加工機, 最新情報, 食・フードプリンタ
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, ARMY, Food, FOODINI, Kickstarter, NASA, テクノロジー, 米軍, 食用
米軍は戦地などでの活用を想定し、フード3Dプリンター技術の研究開発を展開
Kickstarter で資金調達に失敗したフード3Dプリンターの先駆け「Foodini」や、食用昆虫を原料としたプリント技術、高齢者のためのフードプリント技術など、フード3Dプリンターに関する話題は尽きない(過去記事一覧はこちら)。
昨今では、NASAによる長期ミッションにおけるフード3Dプリント技術の研究が広く知られているが、同じ米国内ではこの技術を応用して戦地利用可能なフード3Dプリント技術の研究が進んでいる。
ストレスの多い戦地において、兵士達の健康状態を管理することはとても重要なことだが、従来の方法では個々の健康状態や志向に応じた食事を提供することが難しい。研究チームは、兵士個々人の健康状態を確かめながら、最適な栄養バランスの食事を提供することが可能になるフードプリント技術を研究している。
兵士の健康状態を常時モニタリングし、鉄分、ビタミン類、タンパク質などその時々に必要な栄養素を含んだ食事を個人単位で提供できるようになることは、重要な栄養素の不足や偏りを調整して兵士を健康に保ち、戦術展開にとっても重要となる。
関連記事
- スイーツ専用食品3Dプリンティングシステム「Topology」
- ミシュランの星獲得シェフが3Dプリント料理を披露
- 牛乳ベースの食品3Dプリント技術
- 廃棄食材を削減する食品3Dプリント技術の研究
- 39ドルから買えるセラミック3Dプリンタがローンチ
- セラミック3Dプリンティング研究専門施設発足
- Meat-Tech 3D、動物の脂肪細胞からバイオ肉を3Dプリント
- 3Dプリント技術で生まれた新しいエナジードリンク
- KFCがバイオプリンタでチキンナゲットをプリント
- 3Dプリント製ベジタリアンステーキ「ALT-STEAK」発表
- 世界初のチョコレート3Dプリントスタジオ
- 代替肉3Dプリンタ開発に600万ドルを調達
- SUTD、室温でチョコレートプリントする方法を発明
- フード3Dプリント産業の核となる人工肉企業が1億6100万ドルを調達
- 2020年、東京に3Dプリント寿司店がオープン
- 高齢者介護施設で3Dプリント食品を提供
- 3Dプリンタで造るクッキー抜型に最適な材料は⁉
- レンジや食洗機で使用できるフィラメント『Centaur PP』
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp